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【アプリ開発】最初に知っておくべき10のこと

Last updated at Posted at 2021-05-09

はじめに

本記事では、未経験者が効率的にプログラミングの基礎を身に付けるためのコツを紹介していきます。プログラミングを初めて学習する方は是非一読してみてください。

対象読者:Xcodeを用いたアプリ開発に初めて挑戦する人

目次

1. 絶対にやるべきこと 【レベル:★☆☆】
  1-1. アウトプットをたくさんする
  1-2. 暗記の必要はない
  1-3. 完璧な理解に拘らない
  1-4. 質問をためらわない
  1-5. たくさん考える

2. できるだけやるべきこと 【レベル:★★☆】
  2-1. とにかくググる
  2-2. Xcodeの補完機能を使う
  2-3. こまめにチェックする

3. 慣れてきたらやるべきこと 【レベル:★★★】
  3-1. ショートカットを使いこなす
  3-2. 命名規則を意識する

第一章 絶対にやるべきこと

1-1. アウトプットをたくさんする

学習において、インプットとアウトプットの比率は「3:7」と言われています!
(↑詳しくはアウトプット大全をご覧ください!)
もちろん、プログラミング学習においても「アウトプット」は必ず必要です!

また、「実際にやってみるアウトプット」と「誰かに説明してみるアウトプット」の二種類があります。

「実際にやってみる」

実際にボールを蹴らないでサッカー選手になれる人はいませんよね。アプリ開発も同様に、教材を見るだけではなく、「必ず」一緒に手を動かして自身のXcode上でアプリを作成しましょう。実際に手元で開発する中で、理解が深まり、エラー解決能力も養われるので一石二鳥です!

「誰かに説明してみる」

learning_pyramid-1.jpeg
アウトプットの中でも、「他の人に教える」という行動が最も学習定着率が良いと言われています。
そのため、教材を進めていく時は、内容に対する自分の解釈を近くの人に説明してみましょう!一人の時は、自分に対して教えることも効果があると言われているので、積極的に行ってみてください。
もし、説明がうまくできない箇所があれば、まだ理解が及んでいない部分ということなので、復習したり質問したりして解消しましょう!

1-2. 暗記の必要はない

映画に出てくるプログラマーは、物凄いタイピング速度で何も見ずに書いていますが、現実とは大きく異なります。
実際は、コードを書く時間よりも「コードを調べている時間の方が長い」です!

というのも、プログラミングは学校のテストなどと違って、いくらでもカンニングし放題です!
そのため、暗記する必要はなく、忘れたらその都度ググりましょう!

1-3. 完璧な理解に拘らない

教材の中には、どうしても完璧な理解をするのが難しい部分があります。

もちろん隅々まで理解しようとすることはとても良いことですが、3ヶ月という限られた時間を考えると、時には「そういうものだ」と割り切ってしまうことも必要です。
一度理解を諦めたからと言って、ずっと分からないままになってしまうわけではありません。
最初は点の理解でも、学習を進めていくうちに点と点を繋げて、線の理解へと変化させていくイメージを持ちましょう!

1-4. 質問をためらわない

プログラミングには知らないと絶対に分からない初見殺しが存在します。

初心者が何時間も詰まるエラーだとしても、経験者が見れば一瞬で解決できるかもしれません。一度自分で考えて分からなければ、周りの人に質問して前に進む勇気を持ちましょう!

また、質問は「エラー解決の手段」というだけではなく、「自分の理解を深める手段」でもあります。エラーが発生していなくても、「自分の考えるコードの意味は正しいのか」「このコードがなくても問題ないのではないか」「こう書いても同じではないのか」などを確認する目的でも積極的に質問をしてみましょう!

1-5. たくさん考える

学習に悪い意味で慣れてくると、特に考えずに教材の内容を写経することができるようになってしまいます。少し時間は掛かっても、「このコードはどんな意味なのか」「なぜこの場所に必要なのか」など、しっかり考えながら学習しましょう!
また、理解が怪しい部分はほったらかしにせず、質問等ですぐに解決することを心がけてください。

もし、どこまでいけば理解したと言って良いか分からない場合は、「イメージ同定」「具体例同定」の2点を確認してみましょう!
これは、リーディングスキルテスト(参考)にも導入されている考え方で、「コードの流れを図などでイメージできるか」と「どんな具体例が当てはまるのか」の2点が分かっていれば、しっかり理解できていると言えます。

第二章 できるだけやるべきこと

2-1. とにかくググる

教材を使って学習する中で、気になったら小さなことでもググることを意識しましょう!
プログラミング力 = ググる力」とも言われるくらい、ググることは大切なことなので、早いうちから習慣付けできるととても良いです。膨大な情報の中から必要なものを取捨選択する力を身に付けると、オリジナルアプリ開発の時に問題解決能力として活きてきます!

2-2. Xcodeの補完機能を使う

プログラミングにおける一番多いエラーはタイピングミスです。どんなに優れた人間でも間違いは必ずあるので、なるべく機械の力に頼りましょう!

Xcodeでは、書きたいコードの一部分を入力するだけで勝手に補完してくれるので、楽できる上にミスも減らせます
また、補完が出てこないことで隠れたエラーに気づくことも多々あるので、良いことばかりです!

2-3. こまめにチェックする

全部の機能を実装してからプログラムを実行すると、エラーが出た時に原因の場所が特定しにくくなる可能性があります。最低でも、一機能を付け終わったら一度実行して、正しく動くか確認しましょう!

第三章 慣れてきたらやるべきこと

3-1. ショートカットを使いこなす

始めのうちは、ショートカットを使わない方が簡単で速いですが、ある程度使いこなせると効率が圧倒的に向上し、ライバルと進捗の差をつけることができます!
また、プログラミング以外でも活用できるものも多いので、怖がらず積極的に使ってみましょう!
と言っても、ショートカットはかなり多いので、ひとまず下の7個だけ覚えてしまいましょう!

超便利なショートカットキー7選

コマンド ショートカットキー
コピー command + C
ペースト command + V
コメントアウト command + /
⭐️元に戻す⭐️ command + Z
「元に戻す」を元に戻す command + shift + Z
実行する command + R
文字列を検索する command + F

特に、command + Z は「消しちゃいけない所を消してしまった時の救世主」なので、是非活用してください!

興味がある人は他のショートカットも使ってみましょう!
ショートカットキー(発展編その1)
ショートカットキー(発展編その2)

3-2. 命名規則を意識する

プログラミングでは、パーツのようなものに自分で名前を付けることが多々あり、自由になんでも名付けることができます。しかし、一般的にプログラマーの世界では、命名規則と呼ばれる名付ける時の暗黙のルールが存在します。これにより、他の人にとっての読みやすさ(可読性)が上がり、質問した時などメンターにコードの意図が伝わりやすくなるので、慣れてきたら命名規則も意識してコードを書けると完璧です!

まずは、変数名関数名に対して、意図に近い簡単な英単語を名付けてみましょう!
ex) image1 profileImage など

詳しくはこちら↓

参考文献

https://qiita.com/koki_73/items/6e5334dc619d6c4f7754
https://career-ed-lab.mynavi.jp/career-column/707/
https://qiita.com/takahashikaito94/items/4c6a8d920fb5275eabaa
https://pro-web-engineer.com/anki-317
https://qiita.com/narimiya/items/6a206c5b1c34a83182fb
https://hiromiick.com/xcode-shortcut/
https://qiita.com/DaremachiYanagimachi/items/dcfcc5f51918a5e9a852
https://naoya-ono.com/swift/swift-basic/

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