2019年にGoogleから,Web上でKotlinを学べるコースが提供されました.(Kotlin-BootCamp)
この記事では,そのコースを実際にやってみてアウトプットしてみるといった内容です.
何かツッコミなどあれば編集リクエストかコメントかTwitterでいただければ修正いたします
今回学ぶこと
・Kotlinコードの基本的な構文
知っておくべきこと
・JavaやC#などの、オブジェクト指向で静的に型付けされたプログラミング言語の基本
・クラス、メソッド、および例外処理を使用してプログラミングする方法
・IntelliJ IDEA、Android Studio、Eclipse、またはVisual StudioなどのIDEを使用する
ステップ
1. Kotlinのメリット
Kotlinには次のようなメリットがあります.
・強いコード
Kotlinはnullableデータ型とnon-nullableデータ型を区別します.(NullPointerExceptionを回避)
これによりコンパイル時により多くのエラーをキャッチできます.
・簡潔で読みやすいコード
例えばゲッターやセッターなどの定型コードをなくすように設計されています.
・成熟したプラットフォーム
2017年からKotlinはAndroidアプリのビルド用に公式にサポートされた言語
・Javaと相互運用が可能
KotlinはJVM言語なので,お気に入りのJavaライブラリを引き続き使用できます.
2. HelloWorldを実行
KotlinでのHelloWorldはこのようになります.
fun main(args: Array<String>) {
printHello()
fun printHello() {
println ("Hello World")
}
}
まとめ
・Kotlinは長年使われてきたJava言語と相互運用できる
・Kotlinはコードが冗長でない
クイズ
1問目
次のうち,Kotlin言語を使用するメリットがないのはどれですか?
null許容データ型と非null許容データ型を区別する
Androidアプリを構築するためにサポートされている言語
少ないバグで少ないコードを記述できるように設計されている
Kotlinで高速にコンパイルされる
2問目
次のうち,KotlinとJavaコードについて当てはまらないものはどれですか?
KotlinコードとJavaコードは並行して実行できる
既存のJavaプログラムにKotlinコードを追加できる
既存のJavaコードをKotlinに移行できる
KotlinコードはJavaコードよりも高速に実行される
クイズの正解
1問目 Kotlinで高速にコンパイルされる
2問目 既存のJavaコードをKotlinに移行できる
参考資料
CodeLabs by Google
https://codelabs.developers.google.com/codelabs/kotlin-bootcamp-introduction/#0