PHPの効率的な学習法 » 学びのガイドライン » 必要になったら、必要なところだけ勉強する
PHPを学ぶときに、すべてを一気に吸収しようとしてませんでしょうか? 例えば、技術書を読むとき知識を逃すまいと、1ページ目からスキャンするように順番に読んでいくような勉強法をしてませんでしょうか?
このような勉強法が自分に合っているならそれで構いませんが、なんとなく続かない方は遅延評価勉強法のアプローチが合っているかもしれません。遅延評価勉強法とは、必要になったら、必要なところだけ勉強するやりかたです。分かりやすい例をけんすうさんの記事から引用しますが、どういうことかと言うとこういうことです:
たとえばプログラムを勉強するときに、「書籍を1ページ目からやる」のではなく「2ch型掲示板が作りたいから必要なところを勉強する」のが遅延評価勉強法になります。
通常の勉強法と比べて、モチベーションが高く保てます。また、インプットとアウトプットがほぼ同時になされるので理解度、定着率がダントツに違います。
ちなみに、買った技術書をあまり読まずに本棚の肥やしにするのも決して悪いことではありません。いつでも手にとって読める状態になっていれば、「必要になったら、必要なところだけ勉強する」ことができるわけですから、持っているだけでも一歩勉強を進めたと言えるでしょう。知識は背表紙からにじみ出てくるものです。
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