何これ?
えーん、せんせー。
絶対これ、peachpuffじゃないよねー?

何の記事?
この記事は、鎮宮'sアドベントカレンダー2025の6日目の記事です。
WindowsPCでVimのカラースキーマを変える際、ただ変えたでは色がおかしかったりして、正しい場所にファイルを置いていても色が変わらなかったので、解消手順についてまとめました。
誰向け? どんな役にたつ?
- Vimのカラースキームって何?……という人
- Vimでカラースキームを変更したいけど、やり方がイマイチわからない人
- Vimでカラースキームを変更しようとしたけど、上手くできなかった人
- そもそも、iPadなど、他のシェルと比較して、windowsの色表示がおかしいけど、変え方がわからない人
あらすじ
アドカレ2日目の記事でiPadのカラースキームを変更した話を書きましたが、
いざWindowsPCでもVimのカラースキームを変更するぞ!……となったところ、思ったよりも苦戦しました。
なので、その手順についても書くことにしました。
変更手順
1. vimrcにウインドウカラーが正しく表示されるように設定文を書く
まず、この記事冒頭にあるように下記記述がvimrcに必要でした。
if has("win32") || has("win64")
set t_Co=256
endif
どうやらWindowsのコマンドプロンプトではそのままでは使える色が限られているらしく、この文言が必要なようです。
ちなみに、vimrcにこの記述をしてからpeachpuffを呼び出したらちゃんと僕が知っているpeachpuffになりました。
上記の記述がないと、明るい背景のカラースキームを選択した際に記事冒頭のように文字入力箇所と背景色が違うなどが起こるので、大変見づらいです。
2. vimfilesフォルダにカラースキームファイルを置く
vimrcに上記の設定さえしてしまえば、後はカラースキームファイルをvimfiles/colors/内に設置します。
最初、Copilot君に聞いてそこに配置したのに、1のvimrcの記述をしていなかったため「色が変わらないよー!」とCopilot君に怒って色々聞いたりなどしていました。ごめんよ。
↑これはちゃんと正解を教えてくれているCopilot君。
↑これは:colorscheme icebergと入力して、エラーは出ない──ちゃんとカラースキームファィルは見つけられている──ものの、全くicebergではないウインドウ
3. カラースキームを変えてみる
ここまで設定できていれば、vimを開いて:colorscheme peachpuff等でも変更できますし、好きなカラースキーマはvimrcに書いてもいいでしょう。
下記のようにvimrcに書いておくと、vimを立ち上げた際、必ずそのカラースキーまで開きます。
set colorscheme peachpuff
結果
ウインドウズのVimでもカラースキームの変更ができましたー!
やっぱり色が違うとテンションが変わります……。
色変更についても一瞬でこんなにカスタムできるエディタはやはり他にない気がしています。
いや、しっかり調べたわけではなくて、私がVim以外のエディタに移る気がしないだけではあるのですが……。
ともあれ、自分の好きな配色のエディタはやはり心が躍ります。
みなさまもよきVimライフを!