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Amazon WorkMail で独自ドメインのメール設定

Last updated at Posted at 2019-02-21

概要

Amazon WorkMail を導入し、独自ドメインのメールを送受信できるようにします。前提条件として、ドメインは事前に Route 53 で取得しています。

組織の設定

AWS のコンソールで WorkMail を選択すると以下のような画像のページに飛びます。東京リージョンでは利用できないので、米国東部(バージニア)、EU(アイルランド)、米国西部(オレゴン)のいずれかからリージョンを選択します。

20190220_WorkMail_01_バージニア01.png

次のページで「 Get Started 」ボタンをクリックします。

20190220_WorkMail_02_フロント01.png

次のページでは、とりあえず「 Quick setup 」ボタンをクリックします。

20190220_WorkMail_03_クイックスタート01.png

次に Organization name を入力し「 Create 」ボタンをクリックします。

20190220_WorkMail_04_organization_name01.png

すると次のページで Status が Creating になるので、しばらく待ちます。

20190220_WorkMail_05_Creating01.png

リロードして確認し Activate になっていれば OK です。

次に、先ほど作成した Organization name のリンクが Ailias のところにあるので、これをクリックします。

20190220_WorkMail_06_Active01.png

ドメインの設定

WorkMail Users のページになるので、左側の「 Domains 」をクリックします。

20190220_WorkMail_07_Users01.png

次のページで「 Add domain 」ボタンをクリックします。

20190220_WorkMail_08_AddDomain01.png

次に「 Domain name 」に Route53 で事前に取得しておいたドメインを記入し、「 Add domain 」ボタンをクリックします。

20190220_WorkMail_09_Domain_name01.png

Automatic domain configuration というページなるので、「 Configure automatically 」ボタンをクリックします。

20190220_WorkMail_10_Automatic01.png

Route 53 に追加される DNS レコードが表示されるので、ざっと確認して「 Add all records 」ボタンをクリックします。

20190220_WorkMail_11_DNS01.png

Domain status が Pending verification となっているので、しばらく待ちます。

20190220_WorkMail_12_Pending01.png

Damain status が Verified になったら、Route53 で事前に取得した独自ドメインをデフォルトで使うメールドメインに設定します。独自ドメインにチェックをいれて「 Set as default 」ボタンをクリックします。

20190220_WorkMail_13_default01.png

ユーザー登録

メールドメインを使用するユーザーを作成します。User ページの「 Create user 」ボタンをクリックします。

20190220_WorkMail_14_Create_user01.png

登録するユーザーの情報をインプットしていきます。「 User Name 」はメールアドレスの @ より前の部分になるので、半角英数記号にします。そのほかは全角の日本語入力でもOK です。入力が終わったら「 Next step 」ボタンをクリックします。

20190220_WorkMail_15_Username01.png

あとはパスワードを記入するだけで、ユーザー登録は完了です。

20190220_WorkMail_16_Password01.png

メールクライアントの設定( Thunderbird )

メーラーの設定をしてみます。例として Thunderbird にアカウントを設定します。アカウントの追加の設定を開始すると以下のような画面が出てきます。WorkMail で設定したものを記入し「続ける」ボタンをクリックします。

20190220_WorkMail_17_Thunderbird01.png

次に以下のように記入し「完了」ボタンをクリックすれば設定は完了です。

20190220_WorkMail_18_Thunderbird02.png

受信用の選択項目 選択するもの
受信サーバー IMAP
サーバーのホスト名 imap.mail.us-east-1.awsapps.com
ポート番号 993
SSL SSL/TLS
認証方式 通常のパスワード認証
送信用の選択項目 選択するもの
受信サーバー SMTP
サーバーのホスト名 smtp.mail.us-east-1.awsapps.com
ポート番号 465
SSL SSL/TLS
認証方式 通常のパスワード認証

Web メール

Web アプリケーションを使ってブラウザから WorkMail を見ることもできます。Organization setting に URL は記載されています。

20190220_WorkMail_19_URL01.png

リンクをクリックすると認証画面が表示されるので、登録したユーザーの情報を入力します。

20190220_WorkMail_20_webmail01.png

ログインが完了すると次のようなインターフェイスでメールサービスが開きます。

20190220_WorkMail_21_login01.png

以上です。

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