構文
構文
Number.ToText(
number as nullable number,
optional format as nullable text, // ※1
optional culture as nullable text // ※2
) as nullable text
単純な例
Number.ToText(4) // 数値4を文字列4に変換します
※1.第2引数 format
第2引数は、以下の記述ができます。
-
"C" or "c" :
- (通貨) 通貨記号、グループ区切り記号を含む。小数点以下は四捨五入される。(※Learnに載ってないが使える)
-
"D" or "d" :
- (10 進数) 結果の形式を整数の桁数として設定します。 有効桁数指定子によって出力の桁数が制御されます。
-
"E" or "e" :
- (指数/科学的表記) 指数表記。 有効桁数指定子によって、小数点以下の最大桁数が制御されます (既定値は 6)。
-
"F" or "f" :
- (固定小数点) 整数および小数点以下の桁数。
-
"G" or "g" :
- (標準) 固定小数点または科学的表記のうち、最もコンパクトな形式。
-
"N" or "n" :
- (数値) グループ区切りの記号および小数点の記号を含む整数および小数点以下の桁数。
-
"P" or "p" :
- (パーセント) 100 を乗算し、パーセント記号付きで表示される数値。
-
"R" or "r" :
- (ラウンドトリップ) 同一の数値をラウンドトリップできるテキスト値。 有効桁数指定子は無視されます。
-
"X" or "x" :
- (16 進数) 16 進テキスト値。
-
カスタム数値書式指定文字列 :
- カスタム文字列を使用して任意の書式を適用することができます。
format
Number.ToText(123, "D5") // 00123
Number.ToText(123.456, "E3") // 1.235E+002
Number.ToText(123.456, "e3") // 1.235e+002
Number.ToText(1234.5678, "F2") // 1234.57
Number.ToText(1234.5678, "G6") // 1234.57
Number.ToText(1234.5678, "N2") // 1,234.57
Number.ToText(0.123, "P1") // 12.3%
Number.ToText(1234, "X") // 4D2
Number.ToText(1234, "#,0") // 1,234
Number.ToText(1234, "00-000") // 01-234
Number.ToText(1234.5678, "△ #,0.##;▼ #,0.##;'-'", "ja-JP") // △ 1,234.57
※2.第3引数 culture
第3引数のcultureを設定することで、区切り記号と小数点の記号、通貨型の表示を変えることができます。(参照 「サポートされる言語識別文字列」)
culture
Number.ToText(1234.56, "#,0.##", "ja_JP") // 1,234.56 日本の書式
Number.ToText(1234.56, "#,0.##", "fr-FR") // 1 234,56 フランスの書式
Number.ToText(1234.56, "#,0.##", "de-CH") // 1’234.56 スイスの書式
Number.ToText(1234.5678, "C", "ja-JP") // ¥1,235 日本円
Number.ToText(1234.5678, "C", "en-US") // $1,234.57 米ドル
Number.ToText(1234.56, "C", "fr-FR") // 1 234,56 € フランス・フラン