🌀 はじめに
開発中のSlackチャンネルで交わした「この仕様はこう決まった」というやり取りを、あとからONES Wikiに書き写すのに、1件あたり10分近くかかっていました。
決定事項自体は数行で済むはずなんです。
でも、スレッドをスクロールして関係するメッセージを探して、誰が何を決めたのか整理し直す作業が、地味に重いんですよね。
しかも「誰が書くか」が決まっていないと、結局誰も書かないまま流れていってしまいます。
気づいたら、同じ議論をSlackで2度も3度も繰り返していた、なんてこともよくありました。
心当たりのある方、多いのではないでしょうか。
🔗 転記作業そのものを、MCPクライアントに任せてみた
CursorやClaude DesktopのようなMCPクライアントで、ONESのMCPサーバーとSlack用のMCPサーバーを同時に接続しておく。それだけの設定です。
ONESのMCPサービスが公開しているのは、あくまでONES自身の60個以上のツール(課題やONES Wikiの作成・検索、テスト管理など)だけです。Slackを読み取る機能そのものは含まれていません。
Slackを読む役割は、別途接続したSlack用のMCPサーバーが担います。
「Slackを読む→ONES Wikiに書く」という橋渡しを、クライアント側のAIが1つの会話の中でこなしてくれる、というわけです。
設定は、マイプロフィール > 認可済みMCPクライアントでONESのMCPサーバーアドレスを確認し、mcp.jsonに追加するところから始まります。
同じファイルにSlack用のMCPサーバーの設定も並べて追加すれば、準備完了です。
あとは会話でこう伝えるだけです。
#dev-spec チャンネルの直近のやり取りから、決まった仕様の要点をまとめて、ONES Wikiのスペース[仕様メモ]にページとして保存して
Slackのやり取りを読み取って要点を整理し、そのままONES Wikiにページを作ってくれます。
内容を確認して、必要なら「〇〇の部分を直して」と伝えれば、保存前に微調整もできます。
⏱️ 数字にすると、10分がほぼゼロに
以前は、決定事項を1件ONES Wikiに残すのに10分前後かかっていました。
忙しい時期は結局後回しにして、そのまま埋もれてしまうことも多々ありました。
今はチャットで一言頼むだけで1、2分もあれば下書きができ、確認してそのまま保存できます。
書く人を決める手間もなくなりました。
⚠️ ここは気をつけています
Slack用のMCPサーバーが読めるのは、自分がアクセスできるチャンネルだけです。
機密性の高いチャンネルを扱うときは、権限範囲を事前に確認しています。
ONES側も、ページ作成にはナレッジベースデータの作成権限が必要なので、認可時に選び忘れないようにしています。
なお、ONES公式のSlack連携(通知機能)は、ONESからSlackへの一方向の通知が目的です。今回のような使い方とは別物なので、混同しないよう注意してください。
📝 おわりに
Slackで決まったことをONES Wikiに書き写す作業がなくなり、議論の蒸し返しも減りました。
ONESのMCPは単体で完結する機能ではなく、他のMCPサーバーと組み合わせて使える設計になっています。
これが今回の一番の発見でした。
同じように情報がSlackに流れて消えていくのを感じている方は、こちらからどうぞ。
→ ONES.com
気になることがあれば、お問い合わせ からお気軽にご連絡ください。


