kintoneプラグイン『機能拡張スタンダード All-In』のレコード一覧管理 - キーワード検索を使用します。
#概要
レコード編集画面、ルックアップフィールドの隣に、ルックアップ連携アプリへのレコード登録を行うボタンを設置します。
直接レコードの登録を連携アプリを開くことなく行えます。
#プラグイン設定
kintoneアプリストアにある「顧客リスト」「案件管理」のアプリを使って、この機能を使用して、サンプルを作成してみます。
「案件管理アプリ」にルックアップフィールドを追加して、「顧客リストアプリ」と連携させます。
案件管理アプリでプラグインを利用します。
設定を開き、レコード詳細管理のタブにルックアップ拡張という設定項目があり、アプリが持つルックアップフィールドが全て列挙されています。
ボタンを設置したいルックアップフィールドにチェックをつけます。
設定は以上です。
#ルックアップ連携アプリにレコードを登録してみる
案件管理アプリで新規作成、またはレコードの編集を行う際に、ルックアップフィールドの下部にボタンが表示されます。
「レコード登録」ボタンを押すと連携アプリへのレコード登録用のダイアログが開きます。
レコードが作成できなかった場合はエラーの内容が表示されます。
#レコード登録ダイアログでできること
kintoneで編集を行う際と同様のインターフェイスでフィールドの入力を行うことができます。
サブテーブルの行追加/削除にも対応。
ユーザー選択、組織選択、グループ選択についても入力値の候補一覧から選択して入力する形式です。候補の絞り込みにも対応しています。
#レコード登録ダイアログでできないこと
「カテゴリー」「添付ファイル」「ルックアップ」を入力することはできません。
連携アプリ側(サンプルでは「顧客リストアプリ」)に、このプラグインを利用した設定を行っていても、レコードの登録内容には反映されません。
・自動計算
・キーワード検索(拡張検索)の検索用データ
・フィールド属性を利用した条件別の編集不可属性や入力制限
・選択数制御
など、プラグインの機能を利用したレコード登録を行いたい場合は、連携アプリを開いてレコード登録を行ってください。
「アプリを開く」ボタンを押すと、ルックアップフィールドが連携しているアプリを開くことができます。
#このプラグインについて
・キーワード検索
・自動計算・自動採番
・条件書式
・フィールド属性
・選択数制御
・レコード一括更新
・[自動計算によるレコード一括更新](kintoneプラグイン『機能拡張スタンダード All-In』を使って自動計算でのレコード一括更新を行う)