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【Vue ✕ 天気予報API①】VueプロジェクトをGitHub Pagesに公開

Last updated at Posted at 2021-02-26

はじめに

Vue CLI環境構築からGitHub Pagesに公開するまでをこの記事にまとめました。
天気予報APIを使ったアプリケーションをつくる過程で行ったことの備忘録的な内容です。

Node.jsを使える環境が準備されていることを前提に進めます。

Vueをインストール

Vue CLIを使うことで、欲しい機能にあわせたスタート時の環境を作ることができます。
下記コマンドで、Vue環境準備のためのコマンドラインインタフェースをインストールします。

npm install -g @vue/cli

Vue CLI バージョン確認

% vue --version
@vue/cli 4.5.11

また、グローバルインストールを行うための環境パスが通っていない場合はエラーがでるので、この記事を参照ください。

npmのグローバルインストールをするためにパスを通す方法

Vueプロジェクト作成

vue create weather-app

vue create の後にプロジェクト名を指定してください。(今回は weather-app で作成)

途中で出てくる選択肢は全部 enter で問題ないですが、カスタマイズしたい場合は最初の質問で Manually select features を選択してください。 画像のように vuex や vue-router の追加や、細かい設定が可能です

cli-select-features.png

vue uiコマンドで、グラフィカルインターフェイスを使って、プロジェクトの作成・管理を行うことも可能です

vue ui

ui-new-project.png

ローカルホスト立ち上げ

cd weather-app
npm run serve

つくったプロジェクト配下に移動し、
npm run serve を実行すると、localhostが立ち上がります。http://localhost:8080/でこの画面を確認。

vue-create.png

ここでブラウザに表示される画面は、src内のファイルが使用されています。

GitHubのリモートリポジトリに登録

まずはGitHubに新規リモートリポジトリを作成し、下記コマンドを実行し登録します。

% git init
% git remote add origin <リモートリポジトリのURL>
% git remote -v //確認
% git add .
% git commit -m 'initial commit'
% git push origin master

GitHub Pagesに公開

gh-pagesというツールを使って、gh-pagesブランチを公開する方法で進めていきます。

1. Vueの設定ファイルを作成

プロジェクトのルートディレクトリ直下に、以下の内容でvue.config.jsという名前で設定ファイルを作成します。

vue.config.js
module.exports = {
  publicPath: process.env.NODE_ENV === 'production'
    ? '/weather-app/'   //任意
    : '/'
}

2. gh-pagesをインストール

--save-dev-D でもOK )は開発用パッケージのインストールに必要なオプションです。

npm install gh-pages --save-dev

package.jsonの devDependencies というところに `` が追加されています。

package.json
 "devDependencies": {
    // 
    "gh-pages": "^3.1.0",
  },

3. デプロイのためのコマンドを追加

package.jsonのscriptsに "deploy": "gh-pages -d dist" を追記します。下記のようになるはずです。

"scripts": {
    "serve": "vue-cli-service serve",
    "build": "vue-cli-service build",
    "lint": "vue-cli-service lint",
    "deploy": "gh-pages -d dist"   //追加
  },

4. deployコマンドで反映

npm run build により、srcのファイルを元に、dist配下に本番環境用のファイルを生成します。その後、npm run deploy を実行することで、リモートにgh-pagesブランチが作られ、distディレクトリの内部がGitHub Pagesに公開されます。

  • npm run build
  • npm run deploy

今後、ソースコードを変更し反映させたい場合は、同様の手順で更新してください。

まとめ

下記が続きになります。
この記事では、ここで作成したVue環境を使って、天気予報APIとAJAX通信を行います。

参考文献

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