深セン視察備忘録その1(事前準備編)
深セン視察備忘録その2(成田->深セン移動編)
深セン視察備忘録その3(現地でのイベント参加編)
深セン視察備忘録その4(深セン見どころ編)
深セン視察備忘録その5(深セン->成田移動編)
2018年2月末にヤフーのLODGEスペースでイベントで話を伺った、藤岡さん、高須さんの現地イベントに参加しました。
概要
-
2018年4月9日(月) 16:00-18:00 Jenesis深圳工場見学オープンデイ @JENESIS
- ホテルのある华强路駅から洪浪北駅まで、地下鉄乗り継いで1時間ちょっと。乗り換え駅で降りて、イオンで少し買い物したので、2時間ぐらいかかりました。
- 洪浪北駅で高須さん達と合流し、一緒に徒歩でJENESISに向かいました。徒歩5分ぐらい。
-
2018年4月9日(月) 19:00-20:30 Open Day/Meetup 3nd ニコ技深センオフィス @SEG Plaza
- 18時前、皆でJENESISを出発し、华强路駅に戻り、19:05頃SEG Makerへ到着。
- 21時頃、Meetup終了。皆で近くの中華料理店へ移動し、懇親会。
- 高須さんはじめ、深セン在住の方々と一緒にお食事し、いろいろとお話を聞かせていただきました。
- 23時、解散。徒歩でホテルへ。
詳細
Jenesis深圳工場見学オープンデイ
藤岡さん説明
- はじめに
- 10数年JENESISやっていて、日本から量産の相談がでてきた。
- Open Dayでopenな話ができればと思う
- 現在、製品ラインがドタバタしている。通路も部品がでているが、いつもはきれい
- 仕事紹介
- https://www.jenesis.jp/message.html
- この建物3F、隣2Fの約2000平方メートルの工場面積。
- 40万台を出荷。ほぼタブレット
- 富士通がNo1であとは、日本以外のメーカーの受託生産
- ニコ技深セン観察会 3月に第8回実施
- 過去の参加者の家一人が、今月から就職
- なぜ、深セン?
- ローカルのサプライチェーン
- 中小の会社が、深センに何千と集まっている。アジャイル製造
- 1960年代 大ロット小品種
- 2000年代 大ロット多品種
- 2010年代 小ロット多品種
- ローカルのサプライチェーン
- JENESISのターゲットはNOT大手
- 大手企業のルールに縛られないように、軽く、短いサイクルで回す
- 塾の教材等
- 小ロット、低価格、短納期
- 大手企業のルールに縛られないように、軽く、短いサイクルで回す
- 深センにはカスタムで設計、金型をつくることができる人がたくさんいる。
- 普段はあり者の製品を作成しているが、実はカスタム作成可能な人たち
- 金型の人たちは通常、万のオーダでやっているので、千単位のろっとは扱っていない。
- JENESISは今までのボリュームのある仕事の信頼関係のもと、千オーダのスタートアップのサポートを行っている。
- 試作は日本でやった方がいい
- しかし、日本の部品を深センで準備すると逆に高くなる
- 中国の部品で置き換えることができるものを事前にチェックしてもらう
- 日本、中国どっちで調達、組み立てするのはコスト的にいいか比較する
- 最初のひとつは、その人がつくらないと誰もつくれない。
- つくるのができる人
- つくれない人は、MakeSpaceなどがいいかも。
- 広めるのができる人
- つくるのができる人
- すでに存在しているコンポーネントは、0から作成するのではなく、使って方がいい。
- 知っているかどうかもポイント
- スクラッチでつくるか、ありものを調達してコストをさげるか
- しかし、日本の部品を深センで準備すると逆に高くなる
- 深センの悪いところ
- 中国以外の部品を使うと高くなる
- 中国部品の品質のバラ付き
- 成形、物流の品質。
- 中国は品質より、効率
- 品質高い(効率悪い)製品をつくるよりも、アフリカ向けの数をさばく方を選ぶ
- たくさん発注する人が偉い
- 品質高い(効率悪い)製品をつくるよりも、アフリカ向けの数をさばく方を選ぶ
- 深センにはいろいろなキャラクターの工場がある
- 品質いい、悪い
- 悪くてもコストやすければ、アフリカ向けなどの個数が稼げる
- 品質いい、悪い
写真
- JENEISで制作した製品。これでも一部だそうです。
- JENESIS工場見学させていただきました。AgingエリアやQA室もありました。
- 最後に記念写真(Facebookのイベントページより)。ありがとうございました。
Open Day/Meetup 3nd ニコ技深センオフィス
高須さん説明(2月25日の発表でお話され、4月9日では説明省略された内容も含んでいます。せっかくなので)
- 当日の資料
- 20世紀、組織のために仕事をしていた
- 21世紀、やりたいことがあり、オープンにしていたら、人が集まってくる。
- Maker Faire深セン
- 明和電機のコンサートは日本よりも集まった。満席。
- シンガポールにも3年いた
- switch science所属
- マレーシアの高性能で安いモータードライバ
- フルカラーのPCBA基盤
- 初めての場所にいく
- 写真(FB)、動画(YouTube)で、経験にグラデーションが加わった。
- インターネットで面白いものが広がるようになった。
- 昔は、先にお金集め。お金を集めるスライドを作成していた。
- 今は、手にはいるもので、「まず作ってみよう」になった。
- 始めるのは一人でできる。
- 大きくしているのはたくさんの人が必要。
- makeblock(mbot)の会社にも、数年前にあって、PVの日本語はボランティアでやった。
- 今も月36時間、社内ハッカソンをやっている。
- 皆がほしがるようなものを商品化
- TEAMOSA
- 台湾のお茶屋さんの二代目がアメリカで修士をとって、お茶マシーンをつくった。
- シンガポールの大臣がArduino自作した。なぜ?
- 楽しいから
- 頭の体操
- やってみないと分からない。
- 日本のDIYマーケット拡大中
- 2014年に委託販売の手数料下げた
- 4年で5倍になった
- でも、コミケの0.1%未満。
- 日本の製造業は明るくないが、メイカーはこれから。。。
- 「おもしろい!」と思えば、人間は何歳からでもできる
- ニコ技深セン観察会を三年やったら、七人移住した。
- ミッチアルトマンの言葉
写真
- SegMakerオフィス内に入れたのでうれしくて写真とりましたが、周りの雰囲気が全くわからない。
- Meetup後、近くの中国料理店で懇親会。
深セン視察備忘録その4(深セン見どころ編)に続きます。