これは何?
Microsoftの公式ドキュメントをMCP Server化したものを使ってみたメモ
初心者向けに設定を記載したつもり。
VS Code(GitHub Copilot)での設定方法
mcp.jsonに設定を記述する
2025年6月のリリースから従来settings.jsonに指定していたmcpの設定がmcp.jsonに移動したらしい
Dedicated storage: MCP servers are now stored in a dedicated mcp.json file within each profile, rather than cluttering your user settings file1
コントロールパネルからMCPの設定ファイルを開いて追加する。
mcp.json
{
"servers": {
"microsoft.docs.mcp": {
"type": "http",
"url": "https://learn.microsoft.com/api/mcp"
}
}
}
試しに実行してみるとurl付きで答えてくれるので、url先を見に行くことでAIがハルシネーションを言っているかの確認がしやすい。
システムプロンプトを書いてみる
.github/copilot-instructions.md
## 調査方針
### Microsoft公式MCP Serverの活用
- **microsoft-docs-mcp**を使用してMicrosoft公式ドキュメントから情報を調査すること
- このMCP Server以外を情報源としてはならない
---
## 回答方針
- 回答はresult.mdに出力してください。
以下が回答フォーマット例です。例: Microsoft Teamsのデータ保存場所はどこですか?
Microsoft Teamsの保存場所はMicrosoft 365管理センターから確認できます。
根拠のurl
https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoftteams/privacy/location-of-data-in-teams
回答の根拠となった引用部分はこちら
> Teams データの保存場所
> ご利用のテナントのデータがどの地域に格納されるかを確認するには、[Microsoft 365 管理センター]>[設定]>[組織プロファイル] に移動してください。 下にスクロールして [データの場所] に移動します。
複眼チェックがURL先に遷移して、引用部分の記述を探すだけになって非常に楽になった。
感想、今後の検討
- もらったurlをAI系のブラウザで開くと該当箇所を探すのが楽そう。
- たまにurlのリンクが切れている時があった。


