前書き
自分用のちょっとしたツールをPythonで作ることが増えてきたため、Tipsを記していきます。
Python3 環境構築手順は↓
今回は環境変数を.envファイルに切り出し、実行ファイル(main.py)で変数として呼び出すところまでを試します。
環境変数としてコード管理から切り出すべきもの
- 環境(local/dev/test/production)によってvalueが異なる項目
- その他外部への接続情報等、公開するべきではない項目
設定方法
今回はpython-dotenvを使用します。まずはインストールを行いましょう。
$ pip install python-dotenv
.envファイルに環境変数を定義します。
簡単なサンプルのため、以下のファイルは全てProjectのrootディレクトリに置いています。
.env
CLIENT_ID=hogehoge
CLIENT_SECRET=fugafuga
.envファイルに設定した項目をconfig.pyで読み出します。
config.py
from dotenv import load_dotenv
load_dotenv()
import os
CLIENT_ID = os.getenv('CLIENT_ID') //hogehoge
CLIENT_SECRET = os.getenv('CLIENT_SECRET') //fugafuga
config.pyで読み出した項目を実行ファイル内で呼び出します。
main.py
import config
client_key = config.CLIENT_ID //hogehoge
client_secret = config.CLIENT_SECRET //fugafuga
.gitignoreに.envを追加
.gitignoreへの追記を忘れないように!!
.gitignore
+ .env