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デュアルブートしているUbuntuのボリューム拡張を微妙だが安全に行う

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#はじめに
こちらは、すでにデュアルブートをしている方向けの記事です。デュアルブート自体はこちらを参考にして私はやりました。なので少しそれを元にしての記事となっています。
#なぜ微妙だが安全な方法を?
私は、windowsとubuntu18.04をデュアルブートできるようにしているのですが、30GB程度のサイズでパーティションを作ったため、3ヶ月程度でディスクの容量が一杯になってしまいました。
なので拡張をしようとなったのですが、GPartedを使ってサイズを変更させようとしても、ディスクの後ろの方は空いていないので先頭の位置を変えざるをえず、すると/の位置が変わることにより/bootの位置が変わるためうまくブートできなさそうで、かといってGRUB2の使い方もよくわからず、どうしようか悩んだ結果微妙だが安全な方法を思いついたので、それを実行しました。
そういった、色々とよく分からなくて不安という人向けの記事なので、よく分かっている人は無視してより良い方法でやってください。
#方法

  1. インストールされているものの中で、必要なものを並べて保存
  2. ubuntuのバックアップを取る
  3. GPartedで、拡張する分だけ場所を開ける
  4. ubuntuを再インストール
  5. バックアップから復旧をする
  6. 1で用意したインストールするものリストを使って、再インストール

これをすることで、初期設定等は面倒かつ一部データは消えますが、ほぼ安全に拡張ができます。
消えるデータも、おそらく1でリストアップしなかった物と2でバックアップ生成に失敗したもの、ubuntu自体の初期設定程度で済むはずです。
#インストールされているものの中で、必要なものを保存
まず、インストールされているものは以下のコマンドで確認できます。

dpkg -l

この中から、今後も必要そうなものをまとめてインストールできるようなスクリプトを書いておくと楽になります。
とはいえ、見るのは面倒だと思いますし、覚えているものだけ書いてインストールするでもいいと思います。というのも覚えていないものならばそれだけ意識していないものですし、なにより必要ならまたインストールすればいいです。
#ubuntuのバックアップを取る
ubuntuのアプリケーションのところにバックアップと入力すれば、バックアップについて出てくるのでそれでバックアップを取ってください。
Googleアカウントなどのオンラインアカウントと紐つけるのをおすすめします。
また、このとき本当にバックアップが取れているかを確認するために一度バックアップを試すことをおすすめします。
#GPartedで拡張する分だけ場所を開ける
GPartedを起動します。もしなければインストールしてください。

sudo apt-get install gparted

そして、余っていてなおかつubuntuと隣合わせのディスクを必要な分だけ縮小して未割り当てのパーティションとしてください。ここで縮小した分が、ボリュームの拡張分となります。
このパーティションは未割り当てのまま一旦ほおっておきます。
もし、未割り当てのパーティションがubuntuのパーティションより後ろにあるのならばこれ以降の動作は必要なくGPartedをそのまま使って後ろに伸ばすだけでいいです。
#ubuntuを再インストールする
上の記事でやっているように、USBなどから起動をして、ubuntuのインストールを開始します。
ここで、インストール設定の途中で『Ubuntu18.04がディスクに残っていますがどうしますか?『
』みたいなことを聞かれます。
そのときに、一番上の選択肢『ディスク上のUbuntuを削除する』的な事が書かれていいるものを選びます。
このとき、勝手に未割り当ての部分も使ってインストールしてくれるようです。
#バックアップから復旧をする
ubuntuが操作できるようになったら、またアプリ一覧でバックアップを起動して、先程取ったバックアップを使って復旧をします。
#1で用意したインストールするものリストを使って再インストール
1のときに書き連ねたインストールする物リスト(スクリプト)を元に、またインストールをします。
#おまけ 共通のディレクトリ
上のリンクを見て環境を作った場合、ホームにWindowsが残ってしまっていると思います。
また、共通のディレクトリはマウントされておらずこのままだと使うことができません。
なので、とりあえずWindowsを消して、またWindowsディレクトリを作りマウントを取らせるようにします。

sudo fdisk -l 

これで、どのディレクトリが共有で使っていたディレクトリかを確認します。今回は/dev/sda6としておきます。

(使いたいディレクトリ名で、以前のものから変更もできます、/hogefugaでもなんでもいいです)
sudo mkdir /Windows
sudo mount -t /dev/sda6 /hogefuga
cd ~/
ln -s /Windows

これで、以前と同じように共有ディレクトリも使うことができます。

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