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【2026年1月】SC-300 合格体験記🔥

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Last updated at Posted at 2026-01-23

去る 1月 5日に Microsoft 認定資格試験 (MCP) SC-300 Microsoft Certified: Identity and Access Administrator Associate を受験し、合格しました!

先人たちに倣って、以下の内容で体験記にまとめたいと思います。

# 章題 内容
1 出題傾向 1月時点の各セクション出題%、想定される受験者像、問題数と時間について
2 勉強に使用した教材 試験勉強に使用した教材
3 試験当日 試験センターと画面操作などの感想
4 ご参考:デジタルバッジ 合格証明について

Entra ID は Intune と関係が深いため、私も以前より検証利用していました。
だんだんと業務でも触る機会が増えてきたタイミングで受験し、無事合格できました🙌

試験規約に抵触しないように...
試験内容詳細に踏みこむのは避け、公開されている情報を中心に感想を添えて記事を作成しました。
どんな試験体験だったか、フレーバーをお届けできればと思います😇

これから受験される方の参考になればうれしいです!

1. 出題傾向

まず、以下観点で受験日時点の試験の出題傾向をまとめます。

評価されるスキル

2026年 1月 5日時点は、各セクション (スキル) から以下の % での出題でした。
(以下、スコアシートより)

セクション
ユーザー ID の実装と管理 20~25
認証およびアクセス管理の実装 25~30
ワークロード ID の計画と実装 20~25
Identity Governance の計画と自動化 25~30

各セクションで具体的に何を問われるかは、公開情報に項目レベルで記載がありました。
(参考:試験 SC-300: Microsoft ID およびアクセス管理者の学習ガイド2025年11月7日現在のスキル、2026年1月23日閲覧)

なお試験は定期的に更新されますが、その時々の出題傾向は公開情報から確認できます。

試験内容の更新に伴い出題・評価観点が変更になる場合、まず英語版が更新され、その後約 8週間後にローカライズされた更新が日本語版に反映されるとのことです。

最近の改定で個人的にインパクトを感じたのは、GSA (Global Secure Access) が試験範囲に加わったことです。

今回は、直近で 2025年 11月 7日に試験が更新された後のタイミングでの受験でした。
新しい範囲に対応した過去問を見つけることができていないなか受験することになり不安でしたが、なんとか合格できました。

想定される受験者像

Audience profile からも試験概要をつかむことができますので、一読をおすすめします!

過去の反省を生かし、今回はしっかり読んでから受験しました!

本記事作成時点では以下が定義されていました:

Microsoft の ID およびアクセス管理者は、Microsoft Entra を使用して、組織の ID およびアクセス管理を設計、実装、運用します。 ユーザー、デバイス、Microsoft Azure リソース、アプリケーションのライフサイクル全体を通して ID の構成と管理を行います。ID およびアクセス管理ソリューションに対するゼロ トラスト原則の適用について責任を負います。

ID およびアクセス管理者は、ユーザーに対して、シームレスなエクスペリエンスとセルフサービス管理機能を提供します。 ID、認証、認可を計画して実装し、アプリケーションとリソースにアクセスできるようにします。 また、ID およびアクセス管理のトラブルシューティング、監視、レポート作成も担当します。

組織内の他の多くのロールと協力して、戦略的 ID プロジェクトの推進、ID ソリューションを最新化、ハイブリッド ID ソリューションの実装、ID ガバナンスの導入を行います。

Azure、Microsoft 365 のサービスとワークロード、Active Directory Domain Services (AD DS) について理解している必要があります。 PowerShell と Kusto クエリ言語 (KQL) についても熟知している必要があります。

出典:試験 SC-300: Microsoft ID およびアクセス管理者の学習ガイド、2026年1月5日閲覧

この受験者像と評価されるスキルを俯瞰して、組織内外のユーザー管理、SAML や SCIM を含むクラウドサービス認証連携、条件付きアクセス制御、Identity Protection、PIM や アクセスレビューあたりが問われそうだと当たりをつけることができます。

ライセンスでいうと Entra ID P1 のみならず P2 や ID Governance の範囲もカバーが必要です。
また伏兵として Microsoft Defender for Cloud Apps (MDCA) からの出題もあります。

問題数と時間

私が受験したときは、

  • 問題数
    • ケーススタディ:7問
    • 4択問題&並べ替え問題:59問
    • 同じ質問文で選択肢の異なる問題 (2択問題):3セットほど
  • 回答時間:1時間 40分
  • 合格点:700点

でした。

今回は Microsoft Learn も活用し、残り時間約 9分で提出しました。

10:00からの試験予約のため終了時間が12:00近くになり、お腹が空いてきてあまり頭が回らなくなりギブアップして提出しました。
結果 776点で合格できたのは、過去問のポイント解説に現在の試験範囲にも通じるものがあり助かったのが大きかった印象です。

2. 勉強に使用した教材

今回、年末の冬休みを勉強期間としてあてにしていたのですが、思った以上に遊びの方がはかどってしまい、あまり勉強時間がとれませんでした。
学習時間を合計すると、不本意ながら結果的には、ざっと 3日間程度の短期決戦になりました。

勉強には、以下の教材のみを使いました:

王道の試験対策ツールとしては Microsoft Learn のプラクティス評価 や Udemy、Udemy Business などもあります。
が、過去の MCP 受験ではプラクティス評価や Udemy Business の出題範囲と実際のテスト範囲に大きな乖離があり「あの時間はなんやったんや...」という虚無を味わったので今回は利用しませんでした。

マイクロソフト認定試験対策講座

こちらには、「SC-300 試験対策 microsoft」などでフリーサーチして探しまくったところ運よくたどり着きました。

将来的に非公開になる可能性もゼロではないですが、現時点では有料級のコンテンツを無料で視聴することができます!

長年 MCT として技術者トレーニングに従事され Microsoft MVP も受賞されている国井傑先生による試験対策講座です。

SC-300 は 5時間という贅沢な講義時間になっていますが、視聴速度を変更できるので早回しで見返すなどある程度柔軟に活用できます。
内容としては、2025年 3月時点の解説のため、廃止機能など若干古い範囲が含まれたり新しい範囲が含まれていなかったりという誤差はあります。
ただ、実際に試験を受けた感触としては、この講座のポイント解説が指針となり、迷わずに回答できる問題が増えた実感がありました。

私は夏休みのタイミングでこの講座を 1度フル (1.0倍速) で視聴し、冬休みに早回しで 2回目おさらい視聴しました。
1度目の視聴時に講座内で紹介された各機能の最新動向を確認し (Microsoft Entra Permissions Management が廃止予定など)、2度目の視聴時に出題傾向とポイント解説をメモしました。
受験日当日の朝、駅で10分ほどメモを見返し、試験に臨みました。

なお、当方 Entra・MDCA は検証や業務で利用しており、この試験対策講座初見時点で触ったことのある or 聞いたことのある機能ばかりで、初見はほぼありませんでした。
これまでの積み重ねも間接的に試験準備となっており、最後に講座を視聴して試験対策に特化したポイント解説を詰め込んだことがギリギリながら合格という結果に繋がったのかなと思っています。

3. 試験当日

そうこうしているうちに試験日になりました。
試験当日の体験を軽く振り返ります。

テストセンター

今回も市ヶ谷テストセンターで受験しました。

1月 5日 10:00 からの予約に、余裕をもって 30分以上前につく電車で向かいましたが、この日仕事始めの方が多いためか電車のダイヤが乱れており、なんと 15分前ギリギリの到着となりました。
(駅構内で 10分ほど試験対策メモを見直してから向かったので、この時間を確保したうえでの到着です)

この日はテストセンターも混雑しており、他の日と比較して若干受付にも時間がかかりました。

新年仕事初め🎍といった特別なタイミングと重なるなど、電車の混雑やダイヤ乱れが発生しそうな日は余裕をもって向かうのがおすすめです!

なお、私はこの日テストセンターの貼り紙を見て知ったのですが、早く着いたとしてもテストセンターの待合スペースで勉強することは禁止されているそうです。
Last minute 振り返りをしたい場合は、やはり駅構内などテストセンターに足を踏み入れる前の任意の場所で済ませておく必要があります。

画面操作など

今回 2回目の Associate 資格受験となり、さすがに「これを押したらうっかり試験終了になるんじゃないか」など緊張せず、落ち着いて画面操作できるようになってきました。

もし当日の画面操作に不安を感じる場合は、試験申し込みページ上の「試験サンドボックス」で UI 体験できるので事前に確認しておくと安心だと思います!

ただし... 以前私が試験サンドボックスを使った際は、途中から怒涛の Configuration Manager 知識問題がでてきて、答えられなかったうえに律儀に最後に不合格画面が出てきました。
ConfigMgr 不得意勢は心を殺して UI 確認に徹するつもりでこなす必要があります。

試験前にできる準備が試験サンドボックスとすると、試験中は以下を活用することで得点率が上がると思いました。

ホワイトボード

試験センターでは、試験中の情報整理用にホワイトボード (ラミネート加工された紙と水性ペン) を利用できます。

今回もホワイトボードが活躍しました!
シナリオ問題で 1面使い切り、1回交換してもらいました。

こちらは、管理単位 - グループ - ユーザーの紐づけや、ポリシー - グループ - ユーザー の紐づけなど、問題文に記載されている前提を書き起こして図示するのに使いました。

問題文では前提が表や箇条書きにして記載されているのですが、やはり図に書き起こしたほうが関係性を理解しやすく、結果的に回答速度が上がったと感じました。

表示言語切り替え

日本語で試験を申し込んだ場合も、都度表示言語を英語に切り替えて英語表記を確認することができます。

私は、一部するっと日本語文章が入ってこないもののニュアンス確認や、Learn のキーワード検索用の固有名詞確認のため表示言語切り替えを活用しました。

なお、MD-102 受験時と同様に、表示言語切り替え中はドロップダウンメニューなどの操作ができず、あくまでその時点で表示されている画面の言語切り替えになるという、動作に若干癖がありました。
(ドロップダウンメニューのすべての選択肢で英語表記を確認するには、選択肢を変える→言語を変える→言語を戻す→選択肢を変える... という操作が必要)

Microsoft Learn

Associate 以上の MCP では、試験中に Microsoft Learn を参照することができます。

私も今回やっと Learn を活用することができました!
ひととおり回答を終えた時点で残り時間 1時間弱、「後で見直す」マークした問題 17問ほどで Learn 活用タイムにしました。

実際に使ってみて分かった仕様やコツがありますので、以下にポイントをまとめます!

・ 検索キーワードはトップ階層を狙う

先人達も忠告されていますが、試験中に利用できるのは Web 検索ではなくあくまで Learn 上の検索です。
(参考:Microsoft 認定資格 の受検までの流れ5-3-5. 試験中の検索方法に慣れておく、2026年1月23日閲覧)

ctrl+F でページ上検索をすることもできないため、普段の調べものとは大分勝手が違います。

具体的には、この画面 (https://learn.microsoft.com/ja-jp/) 上での検索になります。
スクリーンショット 2026-01-06 112133.png

個人的感想としては、この検索はなかなかキーワード検索の精度が低く、普段どれだけ Web のサーチエンジンに助けられているのかを発見する機会になりました。
このため、最初から 1発の検索で答えを引くことを目指すのではなく、目当ての機能のトップ階層を引くことを目指したほうがいいと思います。

・ 同じ機能の設問はまとめて確認する

一度に開ける Learn のタブの数に制限があるため、ひとつひとつ疑問をつぶすのではなく同じ機能の設問は一度に疑問解消するつもりでまとめて確認したほうが効率いいです。

私は幾度となく Learn ではなく実際の Entra 管理センター画面の方を参照したいなと思いました笑
(あそこを開けば最小値なんて一発でわかるのに...!)

また残念なことに、試験画面ではアドレスバーが無く、ワンタッチで表示言語を英語に変えられませんでした
(これは何か方法があるのかもしれませんが、今回私は攻略をあきらめて日本語のまま使いました)

そんなこんなで、あわよくばこれを Learn 検索で解明して... とチェックを付けていた問題のうち、実際に確認がとれたのは半分くらいでした。
やはりロール・権限まわりの情報はドキュメントをたどりやすく、ちょっと入り組んだ情報はよっぽど Learn の階層を理解していない限り初見で探すのは困難です。

・ 【ご参考】Entra 組み込みロールの確認方法

こちら、Microsoft Learn 検索の驚き仕様なのですが、2026年 1月現在「entra id built-in role」と検索しても検索結果に組み込みロールのドキュメントは出てきません!
落ち着いて順に階層をたどる必要があります。

以下、私が試験中に見つけた階層のたどりかたをご参考に掲載します。

  • Learn 検索バーに「entra id」と入力 (①) して検索 (②) し、検索結果より「Microsoft Entra ID のドキュメント」(③) を選択します
    スクリーンショット 2026-01-06 115258.png

  • 「Microsoft Entra ID のドキュメント」にてスクロールダウン (①) し、「組み込みロール」(②) を選択します
    スクリーンショット 2026-01-06 115321.png

  • 組み込みロールのドキュメント (https://learn.microsoft.com/ja-jp/entra/identity/role-based-access-control/permissions-reference) が表示されるので、ページ上部の一覧から目当てのロールをクリックして該当セクションにジャンプします
    (写真は頻出ロールのアプリケーション管理者を選択)
    スクリーンショット 2026-01-06 115346.png

※ドキュメントでは、組み込みロールがアルファベット順に並んでいます。(あいうえお順ではないので注意)

4. ご参考:デジタルバッジ

試験合格の証明としてこちらのバッジをゲットできました! ヤッタ!

SC300_masked.png

さいごに

現在個人的な目標として、キャリアの幅を広げるために Microsoft 公認の技術トレーナー資格である Microsoft Certified Trainer (MCT) の取得を目指しています。

MCT になった場合、教えられる科目は自身が取得している MCP 資格の科目となるため、自分の comfort zone (デバイス管理) 外の分野でも資格を取得することがひとつの目標でした。

2026年仕事初めの午前中にひとつ夢に近づくことができて本当に嬉しいです。

今後の資格目標としては、MCT 要件であるトレーナー研修を受けたり、Fundamental 資格を増やしたり、最終的には (こちらは年単位でかかるかもしれませんが) Expert 資格にも挑戦したいです。

この記事を読んでいる方も、試験合格がさらなる目標への一歩となるといいですね。

これから受験される方は、実力を発揮できますように! 
次はあなたの番です! 健闘を祈っています🍀

関連記事:試験合格体験記
過去に受験した別の MCP の体験記があります!

関連記事:検証まとめ
試験では触りの知識さえあれば合格に足るだろうと思いますが、SAML 連携や ID プロビジョニング、MDCA セッションポリシーなどの検証記事があります!

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