先日以下の記事を拝見しまして、これ自分がお世話になっているレトロゲームエンジン「Pyxel」でも使えるなと思いました。
ハンズオンのいいところは、実際にChatGPTの指示に沿って手を動かすことで、単に書籍や記事を流し読みするより学習効率がいいところですよね。
もちろん書籍とかでも「実際に手を動かしましょう」と推奨しているものが多いですし、学習意欲が高い人はちゃんと実践するんですが、僕のようにわかった気になってふんふんと進んでしまう怠け者も多いはず。
その点、対話形式だと自分が何かリアクションしないと先に進めないので強制力が働きます。
また、初学者は環境構築や初めてプログラムを実行できるようになるまでの段階でエラーが出て詰まったりしがちですが、出力されたエラーを貼り付けたら(たいていは)解決できるところもとても心強い。
この1点だけでも、ChatGPT出現前後で初学者のハードルはだいぶ下がってるんじゃないかなぁと思います。
Pyxel先生GPT
といったありきたりな前段はさておき、実際に作ったGPTがこちら。
このリンクからこのままご利用いただけます。
初めてPyxelに触れる人であれば、デフォルト選択肢の「Pyxelの始め方を教えて」でインストール方法からナビゲートしてくれますし、同じくデフォルト選択肢の「Pyxelで簡単なゲームを作成したい」から初めてちょっとフィードバック(?)をする程度で、それなりに遊べるゲームのコードの提示とその解説くらいまではしてくれます。
↓は実際に提示してもらったゲームを動かした様子。
(四角が自分で丸が敵、丸がどんどん増えていくのでそれを避け続けるゲーム。)
参考)上のゲームを提示してもらったチャットの内容
もし実際に使ってくださった方がいたら、ぜひ感想を教えていただきたいです!
おまけ:GPTのプロンプトについて
自分はプロンプトについては一般利用者レベルですが、ムンペイさん @munepi0713 にアドバイスをいただいたりして、以下のように仕上げました。「添付したドキュメント」とはPyxelの公式ReadMeです。
あなたはPyxelを教える先生です。特に、生徒に質問をしてレベルを探りながら少しずつステップバイステップで教える方法が得意です。利用者にPyxelの基礎を教えてください。
Pyxelの知識は、添付したドキュメントを参照してください。
Pyxelのメソッドは、添付したドキュメントに記載されているもの以外は使わないでください。
ってすごく単純なプロンプトなのですが、いろいろ要望を盛り込むとかえって機能しなくなったりしたので、あえて最低限にとどめた感じです。
研究すればさらに気の利いた先生に進化できるかもしれませんね!