LoginSignup
3
0

More than 5 years have passed since last update.

Watson Analyticsを無料で学んでみよう⑥ - FAQ

Last updated at Posted at 2017-02-09

何回かに分けて Watson Analytics を無料で学んでみる記事を投稿したいと思いますの第6回です。

今回の内容

第一回(http://qiita.com/shinyama/items/3477a419fef6fc085187 )では、Watson Analyticsでの無料アカウントの作成、ログイン、少しだけ分析ツールを動かしてみる、をやってみました。

第二回(http://qiita.com/shinyama/items/6d2dc941f50cbc34b6ea )では、Discoverの機能の学習を通してデータ分析を行う方法を学びました。

第三回(http://qiita.com/shinyama/items/a08a0b555149b86d52a6 )では、Displayの機能の学習を行い、見栄えの良いダッシュボードを簡単な操作で作成する方法を学びました。

第四回(http://qiita.com/shinyama/items/3196e0176d87217fe3f6 )では、Refineの機能の学習を行い、分析前のデータを色々と調整(精製)する方法を学びました。

第五回(http://qiita.com/shinyama/items/e6f9d63e1d3405826402 )では、Discoverの機能の中で、Watson Analyticsユニークな統計解析の機能を利用したSpiralチャートの使用方法を学びました。

今回は、Watson Analyticsの非機能要件への対応を中心として、FAQの形式で学ぶ内容となります。

<FAQ>

Q1. オンプレミスのデータベースのデータをWatson Analyticsでの分析に使用する事は可能でしょうか?
A1. Secure Gateway機能を通じて、オンプレミスのデータソースと接続する事は可能です。データはWatson Analytics上にUploadされて処理され、データベース上で直接SQL処理されるわけではありません。

Q2. オンプレミスのデータベースからのデータ取得を、バッチで自動化する事は可能ですか?
A2. Watson Analyticsの機能のみでは実現はできないですが、BluemixのDataWorksを使用する事により実現が可能です。
https://www.ibm.com/developerworks/jp/data/library/techarticle/dm-1507dataworks1-bluemix-trs/

Q3. アップロードしたデータは暗号化されていますか?
A3.格納されたデータはaes-cbc-essiv: sha256方式で暗号化されています。
バックアップデータも暗号化されています。通信中のデータはTLS 1.0 以上で送信されます。

Q4. 料金体系はどのようになっていますか?
A4. 使用できる機能やデータ容量に応じて、フリー、プラス、プロフェッショナルの料金設定がされています。(2017/2現在)
https://www.ibm.com/marketplace/cloud/watson-analytics/purchase/jp/ja-jp#product-header-top

Q5. オンプレミスでWatson Analyticsを動かす事は可能ですか?
A5. Watson Analyticsのサービスはクラウドでの提供のみとなります。

Q6. バージョンアップはどのように実施されますか?
A6. SaaSベースのサービス提供のため、UIや機能などが突然変更される事があります。

Q7. 保証しているレスポンス・タイムはありますか?
A7. 保証レスポンス・タイムはありません。同時アクセス数が増えることで、レスポンスに時間がかかる可能性があります。

Q8. 冗長化されていますか?
A8. データがアップロードされた段階で、別データセンターにレプリケートされています。

Q9. 災害対策はされているのでしょうか?
A9. オペレーション・センターとバックアップ・センター地理的に離れた地域にあります。ただし、リカバリーできるのはProfessional版のみです。リカバリーには最大で14日かかります。

Q10. 稼働率はどのくらいでしょうか?
A10. 公表されたものはありません。

Q11. バックアップはどのように取得されているのでしょうか?
A11. 24時間毎に暗号化してバックアップを取得しています。ユーザー側で、バックアップ・タイミングを変更して取得することはできません。

Q12. サービス提供時間は決まっていますか?
A12. メンテナンス・スケジュールはForumで告知されます。2016/10時点では以下のリンクから確認可能です。この時間以外は利用できます。
https://community.watsonanalytics.com/discussions/questions/1441/watson-analytics-maintenance-schedule.html

Q13. 障害発生時の監視や通知はありますか?
A13. 2017年2月現在、ありません。

Q14. ユーザー管理はどのように行われますか?
A14. IBM IDでの管理となります。LDAP等の外部認証ソースのユーザー情報を使用する事はできません。Watson Analyticsの役割をIBM IDと紐付けて、読込・編集権限などのアクセス権限管理を行う事が可能です。
ユーザーのアクセスは記録されていますが、レポート実行などの監査ログは記録されていません。

Q15. 同じタイルを複数人で編集すると、壊れませんか?
A15. 同一IDで同時にログインは可能ですが、編集した場合は、保存する際に、別で編集されたためコピーを作成しますか、というメッセージが出力されます。

Q16. サポート体制はありますか?
A16. こちらのサポートリンクをご参照ください。
https://www.ibm.com/communities/analytics/watson-analytics/support/チケット制でのサポートを行います。ライセンスタイプにより、チャットによるサポートも可能です。

Q17. 障害や質問の問い合わせ先を教えてください。
A17. Watson Analytics Communityへ投稿をおねがいします。
https://community.watsonanalytics.com/discussions/

Q18. 日本語の技術情報はありますか?
A18.DeveloperWorksやハンズオン・ガイドの資料が提供されています。
・DeveloperWorks
https://www.ibm.com/developerworks/community/wikis/home?lang=ja#!/wiki/Watson%20Analytics%20%E3%81%93%E3%81%93%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%82%88%E3%81%86!/page/%E6%A9%9F%E8%83%BD%E6%A6%82%E8%A6%81
・ハンズオン・ガイド
https://www.ibm.com/products/specialoffers/jp/ja/watson_analytics_handson_download.html

第7回目も投稿しましたら、こちらにリンクを貼りますのでご期待下さい。

第1回目(アカウント作成~基本のグラフ作成)のリンク
http://qiita.com/shinyama/items/3477a419fef6fc085187

第2回目(データの確認~色々分析してみる)のリンク
http://qiita.com/shinyama/items/6d2dc941f50cbc34b6ea

第3回目(Displayの機能を学ぶ)のリンク
http://qiita.com/shinyama/items/a08a0b555149b86d52a6

第4回目(データの精製)のリンク
http://qiita.com/shinyama/items/3196e0176d87217fe3f6

第5回目(統計解析の機能)のリンク
http://qiita.com/shinyama/items/e6f9d63e1d3405826402

第6回目(FAQ)のリンク
http://qiita.com/shinyama/items/a281ac355d1e216f894e

3
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
0