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Watson Analyticsを無料で学んでみよう④ - データの精製

Last updated at Posted at 2017-01-19

何回かに分けて Watson Analytics を無料で学んでみる記事を投稿したいと思いますの第4回です。

##今回の内容

第一回(http://qiita.com/shinyama/items/3477a419fef6fc085187 )では、Watson Analyticsでの無料アカウントの作成、ログイン、少しだけ分析ツールを動かしてみる、をやってみました。

第二回(http://qiita.com/shinyama/items/6d2dc941f50cbc34b6ea )では、Discoverの機能の学習を通してデータ分析を行う方法を学びました。

第三回(http://qiita.com/shinyama/items/a08a0b555149b86d52a6 )では、Displayの機能の学習を行い、見栄えの良いダッシュボードを簡単な操作で作成する方法を学びました。

今回は、Refineの機能で、分析前のデータを色々と調整(精製)する方法を学びます。

##<手順>

第一回の手順で、以下からWatson Analyticsにログインしてください。
https://watson.analytics.ibmcloud.com/product

Dataタブの「Sample: Product Sales Data」の赤枠の箇所をクリックします。
001.PNG

「Refine」を選択します。
002.PNG

データの一覧が表示されます。
003.PNG

「Data Metrics」アイコンをクリックすると、赤枠の様な行が表示されます。この数値は、このデータアイテムが分析に向いているかを表しています。※例えば欠損値などがどの程度あるか等をWatson Analyticsが考慮し判断しています。
004.PNG

「Column Properties」アイコンをクリックすると、赤枠の行が表示されます。データタイプ、集計規則、ソート方法などが表示されます。
005.PNG

YearとDayに関して、Numberとして扱うよりTextとして扱いたいので、変更します。
006.PNG

「Actions」アイコンを選択し、「Data Group」を選択します。
特定のデータアイテムのメンバーをグルーピングする機能です。
007.PNG

+ボタンをクリックします。
008.PNG

Month(Date)を選択します。
009.PNG

Month(Date)が表示されます。名前を「Quarter」と記載します。
010.PNG

「+New group」を選択し、名前を「1Q」と記載します。
011.PNG

「January」「February」「March」を順に選択し、1Qに登録します。
012.PNG

さらに「+New group」でグループを追加します。
013.PNG

以下のように、2Q(April,May,June)、3Q(Jly,August,September)、4Q(October,November,December)を登録し、Done。
014.PNG

Quarter列が追加されました。
015.PNG

列の移動も可能です。見やすいように、Yearの横にQuarterをドラッグしてきます。
016.PNG

次に、階層構造を作成してみます。
「Actions」アイコンから「Hierarchy」を選択します。
017.PNG

名前に「TimeDim」と記載し「+Add another level」を選択します。
018.PNG

以下のように、「Year」「Quarter」「Month」「Day」の順にLevelを追加し、Doneします。
019.PNG

TimeDim列が追加されました。
020.PNG

次に、計算式の追加を学びます。
「Actions」アイコンから「Calculation」を選択します。
021.PNG

赤枠のように「Revenue」というアイテムを「Sales」*「Price」と選択して登録します。
022.PNG

Revenue列が追加されました。
023.PNG

この結果を保存しておきます。
024.PNG

名前を「Sample: Product Sales Data Refined」としてSaveします。
025.PNG

「IBM Watson Analytics」に戻ります。
026.PNG

「Sample: Product Sales Data Refined」のタイルが追加されています。このタイルをクリックし、Discoverを起動します。
027.PNG

「Bar」を選択します。
028.PNG

「Actions」アイコンをクリックします。
029.PNG

作成した「Revenue」と「TimeDim」にチェックを入れます。
030.PNG

このように「TimeDim」と「Revenue」を置きます。
2015年全体のRevenueの合計値が表示されている事がわかります。
「Revenue」は先ほど計算式で作成したデータアイテムです。
031.PNG

作成した階層構造の動作を見てみましょう。
「2015」を右クリックし「Go down」を選択します。
032.PNG

この様に、X軸の表示が「Quarter」の並びになりました。
033.PNG

同様に「1Q」を「Go down」すると1Qのメンバーである、Jan-Marが表示されます。
034.PNG

今回は以上となります。
簡易な操作で計算式やグループ、階層構造の作成ができ、データ精製が行えることがわかって頂けたと思います。

第7回目も投稿しましたら、こちらにリンクを貼りますのでご期待下さい。

第1回目(アカウント作成~基本のグラフ作成)のリンク
http://qiita.com/shinyama/items/3477a419fef6fc085187

第2回目(データの確認~色々分析してみる)のリンク
http://qiita.com/shinyama/items/6d2dc941f50cbc34b6ea

第3回目(Displayの機能を学ぶ)のリンク
http://qiita.com/shinyama/items/a08a0b555149b86d52a6

第4回目(データの精製)のリンク
http://qiita.com/shinyama/items/3196e0176d87217fe3f6

第5回目(統計解析の機能)のリンク
http://qiita.com/shinyama/items/e6f9d63e1d3405826402

第6回目(FAQ)のリンク
http://qiita.com/shinyama/items/a281ac355d1e216f894e

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