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Cognos Analytics データモジュール データセットをソースとして利用

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#データモジュールでデータセットをソースとして利用
データモジュールでは、Framework Managerで作成したパッケージをデータソースとする事が可能です。
さらに応用して、パッケージから一度データセットを作成する事で、RDBMS製品のテーブルデータとキューブ製品のデータをデータモジュール上で結合させて使用する事も可能です。
Cognosのサンプルの、「GOデータウェアハウスパッケージ(クエリー):RDBMS相当」パッケージと「GOデータウェアハウスパッケージ(分析):キューブを想定」パッケージからデータセットを作成して、データモジュール上で結合させてみます。
014.PNG

#手順
「GOデータウェアハウスパッケージ(クエリー)」パッケージの「・・・」から、「データ・セットの作成」を選択。
001.PNG

「販売とマーケティング(クエリー)」→「販売(クエリー)」と開き、以下のアイテムを図のようにドラッグ&ドロップ。
・「製品」の「製品ライン」
・「時間」の「年」と「月」
・「販売の実状」の「計画収入」
002.PNG

「保存」を選択し、任意のフォルダに任意の名前を付けて「保存」。
003.PNG

保存されたデータセットの「・・・」から「更新」。※これでデータセットとして使用可能になります。
004.PNG

この様な「正常に更新されました。」というメッセージが表示されるまで待つ。
005.PNG

同様に「GOデータウェアハウスパッケージ(分析)」パッケージの「・・・」から、「データ・セットの作成」を選択。
006.PNG

「販売とマーケティング(分析)」→「販売」と開き、以下のアイテムを図のようにドラッグ&ドロップ。
・「製品」ディメンションの「製品」階層の「製品」レベル
・「時間」ディメンションの「時間」階層の「年」レベル
・「時間」ディメンションの「時間」階層の「月」レベルの「月」属性
・「販売の実状」の「収益」
007.PNG

名前を付けて「保存」。
008.PNG

同様に「更新」。
009.PNG

「データ・モジュール」を新規作成。
010.PNG

データソースとして、2つのデータ・セットを選択し「OK」。
011.PNG

「関係」タブで両方のデータセットを選択し、右クリックから「関係」。
012.PNG

「製品ライン」「年」「月」をそれぞれの表で選択し、図の様にカーディナリティーを「1対1」に指定し、「選択された列のマッチング」を選択後「OK」。
013.PNG

この様な表示となる。
014.PNG

データモジュールを名前を付けて保存。
015.PNG

「レポート」で作成したデータモジュールをデータソースとして開き、図のようにリストを作成すると、二つのパッケージからのデータが、データセットを経由して結合可能な事がわかる。
016.PNG

<参考>
「データ・セット」は作成後「更新」が必要でしたが、これはデータセット内の実データをContent Store内に保管する処理となります。
つまり、データソース側のデータが更新されると、Content Store内に保管されたデータとの間に乖離ができるため、定期的にデータセットを「更新」する必要があります。
これはデータ・セットの「・・・」から「プロパティ」の「スケジュール」タブで指定可能なので、最新データが必要な場合は、定期的に更新するスケジュールを設定するようにしてください。
017.PNG

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https://qiita.com/shinyama/items/95885c7246dc413b6448

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