neovim の終了時の状態は viminfo ファイルの代わりに shada ファイル(main.shada)に記録される。
だから neovim に .vimrc
を読ませたとき、vimrc 内で viminfo を読ませるような設定をしていると、E576: Error while reading ShaDa file:
のようなエラーが発生する。
neovim 内で 'viminfo' や 'viminfofile' オプションは、'shada' 'shadafile' のエイリアスである。
だから例えば、'viminfo' オプションの、n
フラグで viminfo ファイルの場所を指定しているのなら、nvim もそれを読みに行こうとしてエラーが出るから has('nvim')
でガードしておくのがよい。
余談だが、neovim は Windows 環境では、設定ファイルやキャッシュファイル、データファイルはユーザホームフォルダ下の AppData/Local
を使ってくる。
これをやめさせるには環境変数 XDG_CACHE_HOME
XDG_CONFIG_HOME
XDG_DATA_HOME
をそれぞれ設定するとよい。
.bashrc
export XDG_CACHE_HOME=$HOME/.cache
export XDG_CONFIG_HOME=$HOME/.config
export XDG_DATA_HOME=$HOME/.local/share