はじめに
- クラウドコストを最適化するためのクラウド財務管理のフレームワークである「FinOps」。
- これとかこれとかこれ、FinOpsに関連するQiitaの記事も過去に書いたりしており、仕事でもFinOpsに関わることが多くなってきたのでFinOpsの認定資格である「FinOps Certified Practitioner(FOCP)」を取ってみることにしました。
- ということで、本記事ではFOCPの合格までの過程をまとめました。
- 正直めちゃくちゃ業務多忙な時期でしたが、気合いで解決してなんとか乗り切りました。
FinOps Certified Practitioner(FOCP)とは
- FinOps Foundationが提供するFinOpsの認定資格です。詳しい説明はこちら。
- 上記から試験の申し込みもできます。
- Web上での受験のみで、試験官にカメラで監視されたりするタイプではないので日時の予約などは必要なく、任意のタイミングで受験できます。
勉強方法
前提
- 日本語の教材はおそらく現時点で実在しないので英語の教材で頑張るしかないです。
- FinOpsについては試験対策前の段階でざっくりとした基礎知識は持っていたので、試験のポイントを抑えつつ効率重視で勉強する作戦を取りました。
教材
- FinOps FoundationのWebサイト
- Udemy「FinOps Certified Practitioner (FOCP) Crash Course」
- Udemy「FinOps Certified Practitioner (FOCP) Practice Exam | 2023」
やったこと
決意(2023/2/28)
- FOCPを取る決意を固めてUdemyの上記コースを購入しました。
- 気持ちを高めるためにこの記事を書き始めました。
- 受験日は3/20に仮決め。
勉強開始(2023/3/1~3/12)
- 仕事の移動時間などを利用してUdemyの「FinOps Certified Practitioner (FOCP) Crash Course」を開始。
- 毎日ではないものの、なるべく1日30分~1時間くらいは時間を確保しました。出張が幾つかあったので移動時間だけでもそこそこ捗りました。
- 3/12、無事に受講完了。試験に向けて押さえておくべきポイントを確認できたので良かったです。
- 基礎知識はあったので、躓いたり理解が追い付かないということはなかったかなという印象でしたが、コースに付属する模擬試験をやったところ正答率64%(75%で合格)だったのでちょっと気合いを入れ直しました。
試験申し込み(2023/3/13)
- 資格試験などの勉強をする際、ある程度追い込みをかける時期になると先に試験の申し込みをしてしまいます。
- 受験費用を払ったり、試験日時を確保してしまうことで退路を断つ作戦です。
- ちなみにFOCPは試験日時などを予約する必要はなく、申し込めば1年以内の任意の時間に受験可能です。
- ということで申し込みも完了し、以下のようなメールが届きました。
追い込み(2023/3/13~3/17)
- まずはUdemyの「FinOps Certified Practitioner (FOCP) Crash Course」に付属する模擬試験の復習をしっかり行いました。
- あわせてFinOps Terminologyを改めて読み直して単語の定義を復習しました。
- もう少し演習問題が欲しかったので、追加でUdemyの「FinOps Certified Practitioner (FOCP) Practice Exam | 2023」を購入。120問以上の問題を完璧に正答できるところまで持っていきました。
- 出題範囲のセクション毎にスマホでも手軽にこなせるのところが良かったです。たまに正答と解説文の内容が異なっていることがあったので、そのあたりは要注意です。
受験(2023/3/17)
- なんか行けそうな気がしたので勢いに任せて前倒しで受験。
- 正直、Udemyでやった模擬試験よりも難しく感じました。
- 自信を持って回答できなかった問題も結構あり、ちょっと不安でしたが正答率88%で無事合格。良かったです。
まとめと感想
- この1年くらいでFinOpsに興味を持ち、仕事でも関わることが増えてきたのでその集大成として資格を取得することができてよかったです。
- 以下についてはちゃんと頭に入れておいたほうがいいです。ちょっとうろ覚えなところがあったのでしっかり復習しておきます。
- FOCPの資格取得を考えている方の参考になれば幸いです。