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MacにSpring Tool Suiteを導入する

Last updated at Posted at 2018-06-21

はじめに

仕事でJava Springを扱うことになったので、備忘録もかねて環境構築の手順を記載します。

各ソフトのダウンロードやインストールに時間がかかりますので、まとまった時間があるときに実施した方がよいです。

本記事のターゲット

本記事は、Web開発の経験はあるけどJava Springは初めてという人を対象にします。

また、PCはMacを想定しています。

Windowsの場合は、別に記事を作りましたので、こちらをご参照ください。

WindowsにSpring Tool Suiteを導入する

JDKのインストール

まずはJDKのインストールが必要です。

Homebrewがあるなら、以下のコマンドでインストールできます。

brew cask install java

すると、以下のパスにインストールされます。

/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_172.jdk/Contents/Home

環境変数に以下を追加してください。

# JAVA_HOMEに1.8を指定
export JAVA_HOME=/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_172.jdk/Contents/Home

# 常に最新版のJDKを指定したい場合はこちら
export JAVA_HOME=`/usr/libexec/java_home`

環境変数の設定ファイルは.bash_profileや.zprofile等、ご自身の環境に合わせてご対応ください。同様に以下も追加してください。

# PATHの先頭に追加
export PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH

Mavenのインストール

次にMavenのインストールが必要です。

Homebrewがあるなら、以下のコマンドでインストールできます。

brew install maven

すると、以下にインストールされます。

/usr/local/Cellar/maven/3.5.3/libexec

環境変数に以下を追加してください。

# M2_HOMEを作成
export M2_HOME=/usr/local/Cellar/maven/3.5.3/libexec

同様に以下も追加してください。

# PATHの先頭に追加
export PATH=$M2_HOME/bin:$PATH

settings.xmlの設置

ユーザーディレクトリに.m2ファイルを作成し、settings.xmlをコピーします。

# .m2ディレクトリを作成
mkdir ~/.m2

# settings.xmlをコピー
cp $M2_HOME/conf/settings.xml ~/.m2

必要であれば、100行目あたりに、プロキシの設定ができるので、コメントアウトを外して編集します。

  <proxies>
    <!-- proxy
     | Specification for one proxy, to be used in connecting to the network.
     |
     |-->
    <proxy>
      <id>optional</id>
      <active>true</active>
      <protocol>http</protocol>
      <username>proxyuser</username>
      <password>proxypass</password>
      <host>proxy.host.net</host>
      <port>80</port>
      <nonProxyHosts>local.net|some.host.com</nonProxyHosts>
    </proxy>
  </proxies>

Spring Tool Suite のインストール

Spring Tool Suite はSpring専用の統合開発環境です。Eclipseをベースにしています。

Spring Tool Suite

Spring公式のこちらのページからspring-tool-suite-3.9.4.RELEASE-e4.7.3a-macosx-cocoa-x86_64.dmgをダウンロードします。

スクリーンショット 2018-06-21 14.10.35.png

ダウンロードしたdmgファイルを実行し、中にあるSTS.appをこのApplicationsにコピーしてください。

Spring Tool Suite の日本語化

必要であれば、日本語化します。

Pleiades - Eclipse プラグイン日本語化プラグイン

EclipseのページからPleiades プラグインpleiades-mac.zipをダウンロードします。

スクリーンショット 2018-06-21 14.07.46.png

ZIPファイルを解凍すると、中にsetup.appというファイルがありますので、実行します。

スクリーンショット 2018-06-21 15.56.48.png

選択をクリックし、/Applications/STS.appを指定します。
ファイルが指定できたら、日本語化するをクリックします。

Spring Tool Suite の起動

インストールができたので、/Applications/STS.appを起動します。

すると、ワークスペースを設定する画面が出ます。

se67.png

特にこだわりがなければ、そのままの設定で起動をクリックしましょう。

s67.png

こんな感じの画面が表示されれば成功です。

Mavenの設定

STSを起動し、メニューバー→環境設定Mavenインストールを確認してください。

スクリーンショット 2018-06-21 16.52.39.png

もし、インストールしたMavenが一覧になければ、追加してください。

Lombokの導入

必要であれば、Lombokを導入します。
Lombokは、ビルド時にgetter/setterを自動生成してくれるライブラリで、便利なので使っています。

Lombok Project Download

Lombokのページからlombok.jarをダウンロードします。

image.png

ダウンロードができたら、コマンドプロンプトでlombok.jarを起動します。

# ダウンロードフォルダへ移動
cd ~/Downloads

# lombok.jarを起動
java -jar lombok.jar

起動すると、こんな画面になります。

スクリーンショット 2018-08-04 21.23.14.png

1分程待つと、IDEsの箇所に、STS.exeのパスがいくつか表示されます。
/Applications/STS.appを選択し、Install / Updateをクリックします。

Install successfulと表示されたら、lombokの導入は終了です。

以上で終了です。おつかれさまでした。

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