LoginSignup
26
35

More than 3 years have passed since last update.

WindowsにSpring Tool Suiteを導入する

Last updated at Posted at 2018-06-21

はじめに

仕事でJava Springを扱うことになったので、備忘録もかねて環境構築の手順を記載します。

各ソフトのダウンロードやインストールに時間がかかりますので、まとまった時間があるときに実施した方がよいです。

本記事のターゲット

本記事は、Web開発の経験はあるけどJava Springは初めてという人を対象にします。

また、PCはWindows 10 64bitを想定しています。

Macの場合は、別に記事を作りましたので、こちらをご参照ください。

MacにSpring Tool Suiteを導入する

JDKのインストール

まずはJDKのインストールが必要です。

Java SE Development Kit 8 Downloads

Oracle公式のこちらのページからjdk-8u172-windows-x64.exeをダウンロードします。

image.png

インストーラーを実行し、デフォルト設定のまま作業を進めます。

すると、インストールパスは以下のようになります。

C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_172

システム環境変数の設定ページを開き、新規ボタンから以下を追加してください。

  • 変数名: JAVA_HOME
  • 変数値: C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_172

そしてPathの先頭に以下を追加してください。

  • %JAVA_HOME%\bin

Mavenのインストール

Downloading Apache Maven

Apache公式のこちらのページからapache-maven-3.5.3-bin.zipをダウンロードします。

image.png

ZIPファイルを解凍すると、*apache-maven-3.5.3 *というフォルダが出てきますので、Cドライブ直下に配置します。

システム環境変数の設定ページを開き、新規ボタンから以下を追加してください。

  • 変数名: M2_HOME
  • 変数値: C:\apache-maven-3.5.3

そしてPathの先頭に以下を追加してください。

  • %M2_HOME%\bin

settings.xmlの設置

まず、ユーザーディレクトリに.m2ファイルを作成し、settings.xmlをコピーします。

rem .m2ディレクトリを作成
mkdir %USERPROFILE%\.m2

rem settings.xmlをコピー
copy %M2_HOME%\conf\settings.xml %USERPROFILE%\.m2

必要であれば、100行目あたりに、プロキシの設定ができるので、コメントアウトを外して編集します。

  <proxies>
    <!-- proxy
     | Specification for one proxy, to be used in connecting to the network.
     |
     |-->
    <proxy>
      <id>optional</id>
      <active>true</active>
      <protocol>http</protocol>
      <username>proxyuser</username>
      <password>proxypass</password>
      <host>proxy.host.net</host>
      <port>80</port>
      <nonProxyHosts>local.net|some.host.com</nonProxyHosts>
    </proxy>
  </proxies>

Spring Tool Suite のインストール

Spring Tool Suite はSpring専用の統合開発環境です。Eclipseをベースにしています。

Spring Tool Suite Downloads

Spring公式のこちらのページからspring-tool-suite-3.9.4.RELEASE-e4.7.3a-win32-x86_64.zipをダウンロードします。
※追記。3.9.4では、新規プロジェクト作成時にプロキシの認証エラーが発生しました。バグのようですので、プロキシ環境の場合は3.9.3を導入した方がよいかもしれません。

image.png

ZIPファイルを解凍すると、sts-bundleというフォルダが出てきますので、Cドライブ直下に配置します。

Spring Tool Suite の日本語化

必要であれば、日本語化します。

Pleiades - Eclipse プラグイン日本語化プラグイン

EclipseのページからPleiades プラグインpleiades-win.zipをダウンロードします。

image.png

ZIPファイルを解凍すると、中にsetup.exeというファイルがありますので、実行します。

image.png

選択をクリックし、C:\sts-bundle\sts-3.9.4.RELEASE\STS.exeを指定します。

image.png

ファイルが指定できたら、日本語化するをクリックします。

Spring Tool Suite の起動

インストールができたので、C:\sts-bundle\sts-3.9.4.RELEASE\STS.exeを起動します。

image.png

もし、こんなエラーが出たら、インストールしたJDKかSTSのどちらかが32bit版の可能性がありますので、見直した方がよいです。
問題がなければ、ワークスペースを設定する画面が出ます。

名称未設定 1.png

特にこだわりがなければ、そのままの設定で起動をクリックしましょう。

image.png

こんな感じの画面が表示されれば成功です。

Mavenの設定

STSを起動し、メニューバー→ウィンドウ設定Mavenインストールを確認してください。

image.png

もし、インストールしたMavenが一覧になければ、追加してください。

Lombokの導入

必要であれば、Lombokを導入します。
Lombokは、ビルド時にgetter/setterを自動生成してくれるライブラリで、便利なので使っています。

Lombok Project Download

Lombokのページからlombok.jarをダウンロードします。

image.png

ダウンロードができたら、コマンドプロンプトでlombok.jarを起動します。

rem ダウンロードフォルダへ移動
cd %USERPROFILE%\Downloads

rem lombok.jarを起動
java -jar lombok.jar

起動すると、こんな画面になります。

lombokjar.png

1分程待つと、IDEsの箇所に、STS.exeのパスがいくつか表示されます。
今回インストールしたC:\sts-bundle\sts-3.9.4.RELEASE\STS.exeを選択し、Install / Updateをクリックします。

Install successfulと表示されたら、lombokの導入は終了です。

以上で終了です。おつかれさまでした。

26
35
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
26
35