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「増分」データ(Excel)をServiceNowのテーブルへインポートしてみる

Last updated at Posted at 2020-11-12

はじめに

前回、ExcelのデータをServiceNowのテーブルにインポートする方法を紹介しました。
同様の操作をしたい方は前回の記事を参考にしてください。記事は【こちら】からどうぞ。

今回は増分データをアップデートしていこうと思います。

検証 ~準備編~

現状の確認

開発インスタンスでfruitsアプリケーションを作成しました。
List fruitsモジュールをクリックし、frutisテーブルを確認しています。
7レコードあります。
image.png

検証用のデータソース(Excel)の作成

外部データとなるファイルを作成していきます。前回のファイルに3行追加しました。(9-11行目)
ファイル名は、fruits-data-updates.xlsxにしました。
↓ 出来上がりのイメージ
image.png

9行目におかしなレコードがありますが、今は気にしないでください。

検証 ~インポート編~

外部データソースをインポートセットテーブルへアップロードしていきます。

System Administratorで
System Import Sets→Load Dataをクリックします。

前回作成したインポートセットテーブルを使用していきます。
Existing tableに変更し、その下のプルダウンから「fruits Imports [u_fruits_imports]」を選択します。
[ファイルを選択]ボタンから先程用意したfruits-data-updates.xlsxを指定します。
最後にSubmitボタンをクリックします。
image.png

10レコード挿入されたことがわかります。
image.png

結合フィールドの定義

前回の補足でも紹介したとおり、レコードの重複をしないように、結合フィールドの定義をしておきましょう。

System Import Sets→Administration→Transform Mapsをクリックし、変換マップを開きます。
Listから、「Fruits Assets」のフォームを出します。
フォーム下部にField Mapsがありますので、u_idのCoalesceの値をTrueに修正します。
(ダブルクリックすると値が変更できます。)
image.png

フォームコンテキストメニュー→saveをクリックします。

Related Links内のTransformをクリックします。
Selected mapsで、Fruits Assetsが選択されていることを確認して、Transformをクリックします。
image.png

Transformation complete のメッセージがでたら、最後にListの確認をします。

検証 ~確認編~

フィルターナビゲータで「fruits」で検索します。
List Fruitsモジュールをクリックします。
image.png

確認すると7レコードから8レコードになっていますね。
データソース(Excel)内には10レコードありましたが、結合フィールドを有効にしたことでid=1のfruits名はappleからpineapple上書きされました。

さらに、Excelの9行目には、idがhogeとなっていた行が挿入されていないことも確認できます。
fruitsテーブルのid列はintegerに設定していたため、型定義で弾かれたということが分かります。

まとめ

増分データのインポートでは、「どの列をユニークとするのか」「結合フィールドの有無」などを確認しておくと良さそうですね。

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