背景
私は小さいときから「お人好し」と言われるような人間で、過去に何度も不快なことに遭遇してきました。
不快なことには色々(詐欺被害にあう直前に助けられたことも!)ありますが、そういったことをする人物には共通している特徴があるのでまとめてみました。
ITエンジニアとして「フリーランス」を目指す人が増えているようです。独立すると直接取引する機会が増えてきます。そういった時に悲惨な目にあわないようにという老婆心です。参考になれば幸いです。
(コメント欄で、みなさんのノウハウも教えて頂けると嬉しいです。もしくは注意喚起タグをつけて記事投稿とか?)
要注意人物の特徴とは?
自己顕示欲が強く、利己的で、自制心が弱い人が該当します。
表現を変えると、自身のプライドを満たす「誇れる何か」が確立されておらず、自信が無い、自我が満たされていないとも言えます。
このような人は約束を守りませんし、平気で無茶ぶりしてきます。
取引先なら支払いを受けられない、部下だと横領されるとか。
次は、このような人物を見抜く方法です。
要注意人物を見抜く方法は?
外観編
以下は要注意です。30歳を超えて該当する場合は相当危険だと思います。
外観 | 表しているもの | 備考 |
---|---|---|
茶髪 | 自己顕示欲の強さ | 自己が確立されていない |
これみよがしに金のアクセサリ(ブレスレット・ネックレス) | 自己顕示欲の強さ | |
小太り・肥満 | 自制心が弱い |
なお、若いうちは「自分探し」していて、その一環で「外観で違いを出したくなる」ことがあります。
実際、私も20代前半は、茶髪で、金の太いネックレスして、真っ赤なスーツを着て、いきがってましたので。汗
ので若い人であれば上記の特徴で全てを判断することはできません。(小太りはやばいかも。)
発言編
以下は要注意です。こちらは若い人でも危険です。これらを裏返すと「信頼できる人」の見分け方になります。
- 自慢が多い/大きく見せたがる
- しかも自分でなく知り合いや上司の自慢
- 前任者や自社社員の悪口を言う。感謝や尊敬がない
- 部下に横柄
- 偉い人や仕事をくれる人の前では卑屈。裏では「あの人は何もわかってない」と手のひら返し
質問してみる
前述した「発言」は、雑談しないとわかりません。お茶したり、飲み会の時に、以下のように話をふってみて反応を見ます。
- 御社の◯◯さんって、凄いですね!
- 御社の◯◯さんはどんな方ですか?
- 前任の会社さんはどのような感じだったんですか?何か不満があったのですか?
要注意人物でなくても気をつけること
要注意人物でなくても、気をつけたほうがよいケースもあります。
具体的には以下のような会社です
- システム開発やアプリケーション開発の経験が初めての会社
- 過去のプロジェクトの話を聞くと失敗ばかりという会社
システムやアプリケーションの開発プロジェクトは、容易に失敗します。
失敗の原因の大半は「技術力不足」ではありません。
多くは「要件が決まらない。」もしくは「開発中に何度も仕様変更や追加要件が発生する」ことに起因します。
この問題の根本原因はざっくりと言えば「発注側の能力不足」です。
開発プロジェクト経験がない会社さんはもちろん、失敗を繰り返している会社さんにもこの能力が欠けています。
「良識のある担当者」であっても、そのプロジェクトが失敗する可能性は高いので気をつけましょう。
なお、上述したようなリスク(=仕様変更や追加の扱いや費用負担)を契約に含めて、適切にプロジェクトマネジメント(変更管理を実施)することによって被害を軽減することはできますが、それでも「プロジェクトそのものが楽しくない」のでやはり最初から取引しないことをおすすめします。
「失敗」の定義
【プロジェクトの失敗】工期・納期、品質、予算のいずれかもしくは複数・全てを満たせない。
【受注者にとっての失敗】妥当な対価を得られない。工期遅延により他の収益機会を失う。多大なストレス。