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【GAS】【非エンジニア向け】メール送信を自動化してみた!(業務効率化)

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概要(ゴール)

・GAS(Google Apps Script)を使ってGmailから自動送信できる
・非エンジニア(特に人事・総務)がなんとなく理解して実装できる状態

【STEP1】 GAS実行準備

スプレッドシートを開く

スクリーンショット 2020-12-17 22.16.47.png

ツールを選択

スクリーンショット 2020-12-17 22.17.24.png

スクリプトエディタを選択

スクリーンショット 2020-12-17 22.19.52.png

【STEP2】 メール自動送信

Gmailからの自動送信は以下のコードを記述するだけでOKです。

GmailApp.sendEmail(送信先メールアドレス,件名,本文内容,{オプション});

スクリーンショット 2020-12-17 22.33.42.png

function myFunction(){
    ~コードを記述~
}

関数はfunctionで表し、myFunction()のように関数名を半角スペースを開けて記述します。そして、{}の中にコードを記述すると、実現したい関数を実行できます。

まとめると、以下のコードを記述するとGmailの自動送信ができます。

function myFunction(){
    GmailApp.sendEmail('000@gmail.com','【確認依頼】テスト','〇〇様\nお世話になっております。\nテストです。');
}

※ちなみに、\n改行を表すコードです。

【番外編】オプションの一覧

前述では、以下のコードでGmailの自動送信できると記述しました。

GmailApp.sendEmail(送信先メールアドレス,件名,本文内容,{オプション});

この{オプション}は以下のプロパティを追加できます。

プロパティ 説明
name 文字列 送信者名(デフォルト設定はGmailのアドレスが表示されます)
bcc / cc 文字列 cc/bccを設定します。複数の場合はコンマ区切りで記述してください
replyTo 文字列 返信する時に返信先を指定できます
htmlbody 文字列 文字を装飾したい際に、htmlで記述した本文を作成できます(その場合、カンマ3つ目の本文内容は無視されます)
from 文字列 差出人アドレスを指定できます(ただし、ログインしているアカウントのメールアドレスでないとエラーが出ます)
noReply ブール値 返信不可かどうかを決定する(G Suiteアカウントでしか適用されないので注意!)
※ブール値とは、true/falseのこと。2値をとるデータ型。
※htmlの記述については、以下を参考にしてください。(結構わかりやすいです)
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Learn/Getting_started_with_the_web/HTML_basics

以下を参考にしてください。

GmailApp.sendEmail('777@gmail.com','【確認依頼】テスト','〇〇様\nお世話になっております。\nテストです。',{name:'天才',bcc:'0@gmail.com,00@gmail.com',cc:'00000@gmail.com',replyTo:'0000@gmail.com',noReply:true,htmlbody:'<h1>おはよう</h1>'});

他にも、プロパティが存在しますが、難しいのでここでは説明を省略します。(attachmentsinlineImages
https://developers.google.com/apps-script/reference/gmail/gmail-app#sendEmail(String,String,String,Object)

【STEP3】 送信準備

保存

スクリーンショット 2020-12-18 11.27.55.png
ctrl(command)+Sでも保存可能です

プロジェクト名決定

スクリーンショット 2020-12-18 11.28.06.png

許可

上部の▶︎を押すと、コードが実行されます。
しかし、初めてそのプロジェクトで実行する際は許可をする必要があります。
スクリーンショット 2020-12-18 11.28.19.png
以下の画像の順番で進めてください。
スクリーンショット 2020-12-18 11.28.32.png
(プライバシーの関係で隠していますが、自身のアカウントが表示されて選択することができます。)
スクリーンショット 2020-12-18 11.28.41.png
スクリーンショット 2020-12-18 11.28.48.png
スクリーンショット 2020-12-18 11.28.55.png
再び▶︎を押すと、コードが実行されると思います。

【STEP4】 トリガー設定

参考(おすすめ)▼
https://tonari-it.com/gas-timed-driven-trigger/#toc2

最後に、トリガーの設定を行います。
トリガーを設定しておくと、▶︎を任意で押さなくとも、自動的にメール送信を実現することができます。
スクリーンショット 2020-12-18 11.51.40.png

①トリガーを設定する関数を選択

今回は、myFunctionのみ関数を定義していないので、myFunctionを選択します。

②イベントのソースを決定

イベントのソースには、スプレッドシートから時間主導型カレンダーからの3つがあります。

スプレッドシートからを選択した場合

以下の4つから選択します。
スクリーンショット 2020-12-18 12.14.09.png
詳しくはこちらの記事を参考にしてください▼
https://www.acrovision.jp/service/gas/?p=269

時間主導型を選択した場合

時間ベースのトリガータイプを選択します。
例)毎朝6〜7時にメール送信したい → 日付ベースのタイマーを選択します。
スクリーンショット 2020-12-18 12.09.12.png
そのあと、時間の詳細を決定します。

カレンダーからを選択した場合

スクリーンショット 2020-12-18 12.06.19.png
カレンダー更新済みのみです。オーナーのメールアドレスを入力してください。

備考

【LINEbot×GAS】ココイチbotつくってみた!(メモ)
https://qiita.com/ryotaro00963/items/f61a29c497fe59a97ef2

GASを1から勉強するなら、このサイトを1通り学習することをおすすめします!(全24章あります)
https://tonari-it.com/gas-script-editor/

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