19
8

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)不合格体験記

Last updated at Posted at 2018-08-13

先日、AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)を受験して不合格でした。落ちました。
2018年2月リリースの新試験ではなく、旧試験を受験しました。
合格ラインは公表されていないですが、噂では正答率66%で合格らしいです。
恥ずかしい成績だったので詳細は書きませんが、60%以下でした。

※ 以下、2019年4月15日に追記
2019年3月末に受験し、また落ちました。
その体験談と勉強方法を記事にしました。
10ヶ月勉強してもAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト-に合格できないので、勉強方法を振り返る - Qiita

※ 2019年7月5日追記
2019年6月中旬に受験し、合格することができました。
1年かけてAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト-に合格できたので、勉強法を振り返る - Qiita

反面教師にどうぞ!!!

なぜ受験しようと思ったのか

最大の理由は、AWSを触ったことない、知らないエンジニアのままではダメだという危機感があったから。

昔の実績を大事にする古臭いSIerに努めているので、プロジェクトでAWS導入することはほとんどない。絶対オンプレ。
ましてや、仮にAWSを導入したとしても、インフラ担当ではなく、プログラマという立ち位置で働いているので、会社でAWSに関わることは一生ないだろう。

でも世間では、AWS、Azure、GCPなどのクラウドインフラで運用しているサービスは増えていっている。
わざわざ、ネットワーク機器やらサーバーやら用意しなくても、PC1つでインフラ構築できるようになって、敷居がかなり低くなった。
インフラ担当じゃないから…専門外だから…といって、勉強しないのはダメだと思った、

自分はインフラもちゃんと知っているぞ!という証明をするためには、資格取得が一番手っ取り早い。
資格より実績が重要だと思っているけれど、第三者から見れば資格を持っていることはひと目で分かるほうが良いかと思ってもいる。

学習方法

自分がやってきた勉強方法を書いてみます。
不合格だったので、参考ならないですが。

学習前の能力

AWSという名前を知っている。S3とEC2と呼ばれるサービスがある。
インフラ運用したことない。
大学時代にネットワーク基礎について勉強したくらい。

期間

5月から8月上旬までの3ヶ月ちょっと。
6、7月はデスマだったので全く勉強できず、実質1ヶ月ちょっと。

教材

1. 合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト(Amazonのリンク)

SAA唯一の日本語対策本。
AWSを全く知らない自分みたいな人にはおすすめ。
逆に、 AWSを多少知っている、触ったことがある人は不要かもしれません。
実際にAWSをいじりながら、1回読みました。
あとは、2回くらい流し読みました。

2. AWS WEB問題集で学習しよう

テキスト読み終わったあとは、このサイトの有料会員になって、ひたすら問題を解きまくりました。
解説読んでも分からない問題は、ググりながら学習しました。

問題の難易度は、本試験より気持ち簡単かな?という印象でした。
実際に、数問似たような問題は出題されました。

ただ、新試験にも役立つかは不明。
2017年からSAA問題の更新はないようなので…
2018年9月現在は、2週に1回くらいのペースで、新しい問題が追加されています。

自分みたいな解説読むより、問題解いたほうが理解が進むという方にはおすすめです。

3. Developers.IO

AWS公式のドキュメントはもちろん参照しましたが、こちらのサイトにもかなりお世話になりました。

受験方法

詳しくはAWS 認定のよくある質問を見れば書いてありますが、

で行います。
AWS認定アカウントを作成して、申込みます。

受験会場

秋葉原のテストセンターで受験しました。

会場到着してからテスト受験までの流れ

身分証明書が2つ必要です。
リマインドメールから抜粋すると、

試験日には、15分前までに会場に到着してください。 身分証明書を2種類提示する必要があります。そのうちの1つは、現時点で有効な政府発行の写真付き身分証明書である必要があります。2つ目の証明書は、クレジットカード、銀行キャッシュカード、または従業員識別カードなどを使用できます。米国では、身分証明書として社会保障カードは使用できません。これらの身分証明書はハードコピーでなければなりません。電子コピーは受け付けられません。テストセンターには、受験者個人の所有物を安全に保管するための場所が用意されています。

自分は、運転免許証とクレジットカードを持っていきました。
受付では

  1. 身分証明書を出す
  2. 受験する試験の確認
  3. 問題なければサイン
    という流れでした。

試験開始5分前になったら、コインロッカーに荷物を入れてくださいと言われる。
ただし、運転免許証を持って入室してください、テーブルに置いた状態で試験を受験するので。とのことでした。

英語でのチャットのやり取りとかは全くありませんでした。
受験会場によるのかもしれません。

試験について

合否について

試験が終わった瞬間、すごい不自由な日本語で合否が画面に表示されます。
詳細なスコアは、メールですぐに展開されます。

気になったこと

何をするにも1秒かからないくらいの「読み込み中」が表示される。
(次の問題に遷移するときとか。)
誤字脱字が多い。
数問だけ、何を聞きたいのかサッパリ分からない問題があった。日本語訳が変?
漢字が中華フォントになっている箇所があり、微妙に気になった。
全体的に日本語が不自由。

出題された問題

下のサービスに関する問題が多めでした。

  • S3
  • EC2
  • auto scaling
  • sqs
  • route53

整合性、アクセス制限、セキュリティ、ACL、パケットポリシー、IAMポリシーについて出題多めかなという印象でした。
VPCピアリング、CloudFormationが数問でましたが、さっぱり分からなかったです。

反省と後悔(殴り書き)

試験内容の量の多さに圧倒されて、どのサービスも中途半端な理解のまま、試験を受けてしまった。
旧試験が8月12日までだという時間の制約に、あせってしまった。
ほんと無駄な努力をしてしまった。勉強のやり方から全てが失敗だった。

インフラ経験がまともにない人間が受けるような試験じゃなかった。
自分でも勉強すれば合格できるはず!と凡人以下が勘違いしたこと。
インフラどころかネットワークに関する知識不足が痛すぎた。

ネットに合格体験記としてアップしている人達は、自分と違ってドキュメントを読んだだけである程度理解できる人達だ。

自分みたいに、
問題解いて→間違えて→解説読んで→分からなくて調べる
の遠回りをしないと理解できない凡人以下とは違う。

AWS公式ドキュメントや、Black Belt読んで理解できる力があれば、難しい試験ではないと思う。
ただ自分には不可能だった。それだけ。

Java Goldのときは何度も落ちたけど、「悔しい!負けてたまるか!」と何度もやり直して合格した。
苦労したけど合格できたから今回もイケる!と調子に乗ってしまった。
今回はリベンジしない。AWSについて、当分勉強する気になれない。

「お前には無理だ、やめとけ、高望みするな」と、5月の自分に言って止めてやりたい。

もっとネットワークについてちゃんと勉強して、いつかリベンジしたいとは思う。叶うか分からないけど。
DockerとかJenkinsとかSelenideとかも勉強したい。Pythonもやりたい。
業務で使うことは絶対ないけど。

意欲に対して、実力も才能も努力も、何もかも足りない。何もかも諦めてしまえば楽なのに。

19
8
2

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
19
8

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?