計算式プラグインで、カンマ区切りの文字列からチェックボックスをセットする例です。
概要
カンマ区切りの文字列からチェックボックスの選択肢をチェックします。
チェックボックスは、複数の選択肢を持つため値を配列で設定します。
操作例
計算式プラグイン設定
カンマ区切りを SPLIT 関数で配列に変換し、ARRAY_MAP と TRIM 関数で前後の空白を削除。
INTERSECT 関数で、チェックボックスの選択肢と突き合わせて、有効な選択肢をセットします。
.js
// チェックボックス CHECK_BOX
INTERSECT(
ARRAY("ABC","DEF","GHI"), // 選択肢
ARRAY_MAP(SPLIT(文字列,",",1),x,TRIM(x)) // 文字列
)
計算式で利用している関数の解説
- ARRAY 関数
- 指定された値を配列に変換します
- 例 ARRAY("ABC","DEF","GHI") -> ["ABC","DEF","GHI"]
- SPLIT 関数
- 指定された文字列を指定された区切り文字で配列に変換
- 例 SPLIT("AB,X,Y,,Z ",",") -> ["AB","X","Y","","Z "]
- 第3パラメータで、1 を指定すると空文字要素を削除
- 例 SPLIT("AB,X,Y,,Z ",",",1) -> ["AB","X","Y","Z "]
- ARRAY_MAP 関数
- 配列の要素を式で変換
- 例 ARRAY_MAP(ARRAY("A","B","C"),x,"A"&x) -> ["AA","AB","AC"]
- TRIM 関数
- 文字列から先頭および末尾の空白を削除
- 例 TRIM(" AB ") -> "AB"
- 例 ARRAY_MAP(ARRAY("A ","B "," C"),x,TRIM(x)) -> ["A","B","C"]
- INTERSECT 関数
- 配列の積集合(両方の配列に存在する値を配列で返す)
- 例 INTERSECT(ARRAY("A","B","C"),ARRAY("B","C","D")) -> ["B","C"]