一覧の絞り込み条件が原因で、プラグインや JavaScript カスタマイズでエラーになったのでメモしておきます。
ステータス値やドロップダウン等の選択肢を削除する場合は、一覧の絞り込み条件も見直しましょう。
概要
ステータス値やドロップダウンの選択肢を一覧の絞り込み条件に指定し、その後にステータス値・ドロップダウンの選択肢を削除すると、kintone.app.getQuery()、kintone.app.getQueryCondition() でエラーが発生し、返り値が null になる。
標準の一覧画面は、問題なく表示されるため、気が付きにくい。
ステータスの設定と一覧表示
一覧の絞り込み条件: 処理中、承認
一覧画面の表示
ステータス「承認」の削除と一覧表示
「アプリを更新」すると承認のレコードがあれば、エラーになる。
承認のレコードを無くして、「アプリを更新」後の一覧画面:⇒ 問題なく表示される
kintone.app.getQuery()、kintone.app.getQueryCondition() でエラーが発生し、返り値が null になる。
一覧の絞り込み条件から「承認」を外して表示
エラー対応として、一覧の絞り込み条件から「承認」を外して表示すると、kintone.app.getQuery()、kintone.app.getQueryCondition() の実行で、エラーが解消する。
一覧の絞り条件にあるドロップダウンの選択肢を削除した場合
ステータスと同様に、ドロップダウンの選択肢を削除した場合もkintone.app.getQuery()、kintone.app.getQueryCondition() の実行でエラーが発生する。