計算式プラグインで、DIC関数を使ってテーブルを初期設定してみます。
概要
DIC関数を使って、テーブルの初期データを作成することが出来ます。
DIC関数は、フィールドコードと値の組合せで初期データを作成するため、フォーム上の項目やログインユーザーの値で設定値を変えることが出来ます。
※計算式プラグイン Ver.81以降でサポート
計算式プラグイン設定
- ARRAY_FOR 関数で 6行分のダミーデータを作成
- 区分T1,文字列T1,数値T1 に、DIC 関数で値を設定
- 区分T1: 交互に "A","B" を設定
- 文字列T1: "TEST"&(idx+1) ※行番号
- 数値T1: RANDBETWEEN(10,100)*10 ※乱数で数値を設定
- 区分T1,文字列T1,数値T1 に、DIC 関数で値を設定
- 作成したオブジェクトデータを JSON_S 関数で文字列に変換
.js
// テーブル SUBTABLE (editable)
JSON_S(ARRAY_FOR(6,idx,
DIC(
"区分T1",IF(idx%2,"B","A"),
"文字列T1","TEST"&(idx+1),
"数値T1",RANDBETWEEN(10,100)*10
)
))
初期データの内容
計算式ツールで、テーブルの計算式を実行して、内容を確認することが出来ます。
- 初期データ
19:15:22> exec: [{'区分T1':'A','文字列T1':'TEST1','数値T1':230},{'区分T1':'B','文字列T1':'TEST2','数値T1':220},{'区分T1':'A','文字列T1':'TEST3','数値T1':740},{'区分T1':'B','文字列T1':'TEST4','数値T1':170},{'区分T1':'A','文字列T1':'TEST5','数値T1':120},{'区分T1':'B','文字列T1':'TEST6','数値T1':210}]