計算式プラグインで、複数テーブルのデータを別テーブルに転記してみます。
TABLE_DATA関数を使うと項目の転記先を明確にできます。
概要
TABLE_DATA関数を使って、複数テーブルのデータを転記しソートを行います。
※テーブル1とテーブル2のデータをテーブル3に転記
TABLE_DATA関数は、計算式プラグイン Ver.85 以降で利用できます。
※参考 rex0220 計算式プラグイン 複数テーブルの転記
TABLE_DATA 関数
コピー元のテーブルと項目、コピー先の項目を指定することで、処理を明確に指定できます。
また計算式を指定できますので、「数量T1*単価T1」などの金額計算も可能です。
- テーブル1 から テーブル3 への転記
- TABLE_MAP(テーブル1,...)
- TPDIC("日付T3",日付T1,...)
- "金額T3",数量T1*単価T1
- 計算式を指定できます
- TABLE_MAP(テーブル1,...)
- テーブル2 から テーブル3 への転記
- TABLE_MAP(テーブル2,...)
- TPDIC("日付T3",日付T2,...)
- TABLE_MAP(テーブル2,...)
TABLE_DATA 関数使用例.js
TABLE_DATA(
TABLE_MAP(テーブル1,
TPFILTER(日付T1),
TPDIC(
"日付T3",日付T1,
"チェックボックスT3",チェックボックスT1,
"ユーザー選択T3",ユーザー選択T1,
"ドロップダウンT3",ドロップダウンT1,
"数量T3",数量T1,
"単価T3",単価T1,
"金額T3",数量T1*単価T1
)),
TABLE_MAP(テーブル2,
TPFILTER(日付T2),
TPDIC(
"日付T3",日付T2,
"ドロップダウンT3",ドロップダウンT2,
"数量T3",数量T2,
"単価T3",単価T2,
"金額T3",数量T2*単価T2
))
)
計算式プラグイン設定
「循環参照を許可」をチェック
- TABLE_DATA関数で、テーブル1 とテーブル2 をまとめて、FSET で、テーブル3 にセット
- TABLE_SORT関数で、テーブル3 をソート
.js
OPTION: 循環参照を許可
// テーブル3 日付・ドロップダウン集計:テーブル3 SUBTABLE
LET(
tdata1,
TABLE_DATA(
TABLE_MAP(テーブル1,
TPFILTER(日付T1),
TPDIC(
"日付T3",日付T1,
"チェックボックスT3",チェックボックスT1,
"ユーザー選択T3",ユーザー選択T1,
"ドロップダウンT3",ドロップダウンT1,
"数量T3",数量T1,
"単価T3",単価T1,
"金額T3",数量T1*単価T1
)),
TABLE_MAP(テーブル2,
TPFILTER(日付T2),
TPDIC(
"日付T3",日付T2,
"ドロップダウンT3",ドロップダウンT2,
"数量T3",数量T2,
"単価T3",単価T2,
"金額T3",数量T2*単価T2
))
),
dmy,FSET(テーブル3,tdata1),
tdata2,TABLE_SORT(テーブル3,
TPSORT(日付T3)
),
FSET(テーブル3,tdata2)
)
// テーブル3.日付T3 DATE
// テーブル3.ドロップダウンT3 DROP_DOWN
// テーブル3.ユーザー選択T3 USER_SELECT
// テーブル3.チェックボックスT3 CHECK_BOX
// テーブル3.数量T3 NUMBER
// テーブル3.単価T3 NUMBER
// テーブル3.金額T3 NUMBER