#こんにちは、2020秋ロボアドベントカレンダー1日目
こんにちは
やましょうです。
#中華基板の発注先について
今日はIotの第1歩、基板のデータ作成後、いったいどこの基板屋にすればよいのか?を
書いてみたいと思います。
条件として日本のメーカーはあえて記載しません。
基本やましょう個人的なチョイスになります。
中華の基板メーカーとして代表的な4社の利点、欠点をやましょうがまとめた感じになります。
やましょうは実装はかならず国内で行うので基板作成だけで記載してます。
メーカーは下記の4社
##1.Fusion PCB
Seeed社の基板作成ブランドです。
Hpは日本語でわかりやすいです。個人的にはお安いときに使用しています。
事務所は深圳のit系のビルがそろった地域にありますね。
長所:入稿時にファイルビュアーで確認できて便利です。
発注時にホームページも日本語で分かりやすいですね。
グループ企業日本法人のSeeedもありますし、
make等で割引券兼リフロー時に使用するカードがもらえることがあります。
5cmx5cmの低価格を出していてとても驚いた記憶があります。
低価格のパイオニア的存在です。
感想:基板の進捗状況は発送連絡までわかりません。
発注番号が印刷されてしまいます。
##2.Elecrow
深圳の空港に近い?エリアにあります。
発送連絡がくるとすでに届いている場合があります。
長所:ともかく安い&PCBの色による価格差ない(特殊カラーは別)
何枚余分にはいっているか?
期待させてくれるところが大好きです。
10枚発注で16枚きたとかよくある話です。
10cmx10cmの基板内で、同一基板を何枚取っても追加料金を私は取られていないので、分割する基板はとてもおすすめ。
そして最近はとても出来が良いです。
発注番号は印刷されません。
感想:基板の進捗状況は発送連絡までわかりません。
問題の対応能力はピカイチで、スタッフさんはとても良い人で信頼できます。
ただしすべて英語でのやり取りですが、GOOGLE先生の翻訳でもほぼ通じます。
10枚取れても追加料金なし!!
##3.Pcb gogo/Pcb way
運営会社は同じJDB Technology Co., Ltd.です。空港からかなり遠い地域&恵州に工場がある様です。
長所:日本語によるサポートがされます。サイズが大きいPCBでも結構安価です。OSCで発送もできます。(私が要望したのよ。)
感想:かなり基板は荒いです。傷がついていても、動けばOKって感じでサポートされます。
発注番号は消して要求をしないと印刷されます(wayは選択だったと思う)
どのくらい荒いかと言うと
こんな感じで本来はレジストの部分が剥げていて、ハンダメッキされてもokなんだそうです。
こっちは売り物になりませんが。。。
こんな傷もOKなんだそうです。
ちなみにこの写真を公開することはPCB GOGOさんには許可をもらっています。(太っ腹)
##4.JLC PCB
4社の中で最も微細なPCBが作れる会社です。発送を急ぐ場合はDHLのみなので、その点が難点です。
長所:PCB自体は安い。ですがカラーによって価格日程が変動します。おすすめ点は、ステンシルが激安になっています。
発注番号消去や、いろいろオプションで選べます。
感想:頼むと、グッズを送ってきます。
早期発送サービスはないです。基板自体は荒い場合があります。ただしすべて英語でのやり取りですが、GOOGLE先生の翻訳でもほぼ通じます。
この荒いとは、シルクが印刷されていなかったり、レジストがされすぎていたりが過去にありました。
ということで、やましょうの個人的な独断と偏見で中華PCBの発注先チョイスフローを書いてみました。。