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【チートシート】Python初学者が知っておきたい基本用語100選

Last updated at Posted at 2023-07-12

Pythonの基本用語を100個紹介します。

数合わせの部分や、抜けがあるかもしれませんが、参考にしていただけると幸いです。

暗記する必要は全くありませんのでストックボタンを活用して必要なときに見にきてくれると嬉しいです。

また、YouTubeにて、Pythonチュートリアル(公式ドキュメント)を使ってPythonの基礎文法を解説しています。
体系的に学ぶことができますのでこちらもよろしければご活用ください。

それでは本題に入ります。

Python初学者の方がまず押さえたい基礎として以下の単元があげられます。

  • 数値計算
  • 文字列
  • リスト、タプル
  • 辞書、集合
  • 条件分岐
  • ループ処理
  • 関数
  • クラス
  • 例外処理
  • モジュール

なので今回はこの辺りで出てくる用語を各単元ごとにまとめます。

追記

動画バージョンを作成しました。自動音声で1つずつ読み上げるようになっていますので、こちらもあわせてご活用ください。

数値計算

int
主な数値型の1つ。整数を表す型。

float
主な数値型の1つ。小数を表す型。

x + y
x と y の和。

x - y
x と y の差。

x * y
x と y の積。

x / y
x と y の商。

x // y
x と y の商で整数部分のみ出力。

x % y
x / y の剰余。

x ** y
x の y 乗。

文字列

str
文字列の型。

インデックス
個々の要素を取得する操作。

スライス
ある部分を選択して取得する操作。

エスケープシーケンス
バックスラッシュと特定の文字の組み合わせで特殊な機能を持つもの。\n(改行)、\t(タブ) など。

エンコーディング
一定の規則に従って、別の形式のデータに変換すること。UTF-8、cp932など。

f-string
文字列をフォーマットする書き方。文字列の頭にfかFを付け、式を{}の間に書くことで、変数などを参照できる。

str.format
f-string同様、文字列のフォーマットができるメソッド。

ファイルオブジェクト
ファイルを読み書きするためのデータ。

ワイルドカード
任意の文字列を指定するときに使う特殊文字のこと。

リスト、タプル

リスト
角カッコを使って複数の値を持つことができるもの(int、float、文字列など)。インデックス、スライス、連結などができる。

list.pop(i)
指定された位置のアイテムをリストから削除し、このアイテムを返す。

list.clear()
リストから全てのアイテムを削除する。

list.count(x)
リストのxの個数を返す。

list.append(x)
末尾にアイテムを1つ追加する。

list.sort(key=None, reverse=False)
リストをソートする。

list.extend(iterable)
末尾にイテラブルを追加する。

list.reverse()
リストを逆順にする。

list.remove(x)
xに等しい最初のアイテムを削除する。

list.copy()
リストのコピーを返す。

list.insert(i, x)
指定された位置にアイテムを挿入する。

リスト内包表記
リストを生成する処理をシンプルに書ける書き方

タプル
丸括弧を使って複数の値を持つことができるもの。リストと違って、要素を変更したり削除することができない。

辞書、集合

辞書
{}の中にkeyとvalueの組み合わせが含まれているデータ。

key
キー。検索に使う。

value
キーに関連付けられた値。

集合
重複しない要素を順不同に集めたもの。

条件分岐

if
条件分岐を行う文。

elif
複数の条件式を使った条件分岐を行う文。

else
条件式が偽だった場合に実行する文。

ループ処理

for
決められた回数繰り返し処理を行う文。

while
指定した条件式が真の間処理を繰り返す文。

break
もっとも内側のforまたはwhileのループから抜ける。

continue
残りの処理をスキップして、次の繰り返し処理に移る。

pass
構文的に文が必要なのに、プログラム的には何もする必要がないときに使う。

else
ループ処理の中で出てきたときは、ループが終了した場合に実行される文。

enumerate
要素のインデックスと要素を同時に取り出すことができる。

range関数
連続した数値を生成する関数。

シーケンス型
複数の要素をまとめて扱える型。リストやrangeなど。

反復可能体(iterable)
for文で繰り返すことができるもの。リストやタプルなど。

関数

関数
ある特定の処理をひとまとまりにしたもの。

引数
関数に渡す値。

仮引数
関数定義のときに記述する引数。

実引数
関数を呼び出すときに記述する引数。

位置引数
位置を指定して渡す引数。

キーワード引数
「キーワード = 値」の形で渡す引数。

return文
戻り値。関数の外で値を使いたいときに使用する。

docstring
関数などの仕様をその利用者に対して説明する文。

スコープ
変数の有効範囲(定義した変数を使うことのできる範囲)。

ビルトイン関数
最初から組み込まれている関数。print関数、len関数など。

*args
複数の引数を受け取ることができる。タプルで受け取る。

**kwargs
複数の引数を受け取ることができる。辞書で受けとる。

lambda式
小さな無名関数。名前を付けるほどでもない小さい関数を使う時に使う。

アンパック
複数の要素を持つものを分解して各変数に代入すること。

クラス

クラス
設計図。変数とメソッドを組み合わせる方法を提供する。

インスタンス
クラスを使って実際に作った物。

名前空間
変数名や関数名などの名前(シンボル)と、それに対応する内容の情報。

継承
何らかのクラスからその属性を受け継ぐこと。

オーバーライド
親クラスと同じ名前のメソッドを子クラスで新たに定義すること。

プライベート変数
外部から操作することを推奨しない変数。

属性
モジュール名.関数名などといった、ドットに続く名前すべて。

メソッド
オブジェクト(リストや文字列など)に所属した関数。

基底クラス
親クラス。継承元になるクラス。

派生クラス
子クラス。継承先になるクラス。

例外処理

try
例外を処理できる文。

except
選択した例外を処理することができる。

finally
クリーンアップ動作を記述する。ファイルが開いていたら閉じるなど。

else
try文のなかで出てきたときは、try節で全く例外が送出されなかったときに実行される。

raise
指定した例外を発生させることができる。

標準例外
あらかじめ組み込まれている例外。SyntaxErrorやZeroDivisionErrorなど。

KeyboardInterrupt
割り込みをかけてプログラムを中断させる。

SyntaxError
文法上に誤りがある。矢印より前のトークンが原因。

with文
定義済みクリーンアップ処理。finallyより簡潔にクリーンアップ処理をかける。

トレースバック
どんな順番でどの処理が呼び出されたかという情報。

モジュール

モジュール
定義や文が入ったファイル。便利な関数やクラスを取り入れることができる。

パッケージ
複数のモジュールがまとまったもの。

ライブラリ
モジュールとパッケージを集めたもの。

標準モジュール
あらかじめ組み込まれているモジュール。sysモジュールやmathモジュールなど。

import
モジュールなどを取り込む文。

from
特定の関数・クラスをインポートできる。

as
指定した名前でインポートできる。

その他

コメントアウト
プログラムとして実行されない部分。#から始まり、コードの説明を記述したり、元のコードを残してバグ修正をする。

インタープリタ
翻訳しながら実行するソフト。「通訳者」。

プライマリプロンプト
コマンド入力を促す。>>>で表される。

セカンダリプロンプト
継続行。...で表される。

ミュータブル
値を改変できる型。リスト、辞書など。

イミュータブル
値を改変できない型。int、文字列など。

ブール演算子
複数の条件判断をつなげて複合的な判断を行うことができる。and・or・not。

in演算子
シーケンス(リストや文字列)が指定の値を含むかどうかを判定する。

is演算子
オブジェクトが実際に同じオブジェクトであるかどうかを調べる。同じ値か調べたい場合は==演算子を使う。

del文
変数を丸ごと削除する。

予約語
変数名、関数名、クラス名などの名前として使えないもの。Falseやtryなど。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回はPython初学者の方が知っておきたい基本用語をまとめてみました。

良ければ以下の記事もご確認ください。

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