私がプログラミングに入門したときに、そういえばこの辺よく分からなかったなという点を思い出してまとめてみました。
良かったら参考にしていただけると嬉しいです。でも完璧に覚える必要はありませんので、流し読み程度に。
「Pythonの始め方」みたいな記事が大量にある
同じ言語に対して、なぜこんなにも始め方の記事があるのだろうと思いました。
結論、それは作業環境が沢山あるからでした。
- VScode
- Pycharm
- Jupyter Notebook
- Jupyter Lab
- Google Colab
などなど、いろんな環境でPythonを動かすことができるんです。
もちろんこの作業環境の分、ネットには記事があって、これがややこしい原因の1つかなと思います。
特にこだわりがない人は「Python VScode 環境構築」あたりで調べればいいかと。
手軽に始めたい人はGoogle Colabもおすすめです。これはGoogleアカウントさえあれば始めることができます。
あと、この辺を調べているときにIDEという文字を見かけることがある人がいるかもしれません。
これは統合開発環境と言って、開発に必要なものが詰め込まれている便利な奴です。

ファイルにはパスという概念が存在する
プログラミングを始める前までは、何気なくフォルダをクリックして、ファイルをダブルクリックして開いていました。
プログラミングではこのフォルダとファイルの構造を意識する必要があります。
フォルダのことをディレクトリと言ったりします。
例えば、dir1がデスクトップにあって、file1を指定したい場合、プログラミングでは以下のように書きます。
C:\Users\ユーザー名\Desktop\dir1\dir2\file1.py
これは絶対パスと言って、最上位に位置するディレクトリ(ルートディレクトリ)から、対象のファイルまでの道順(階層構造)を記述する方法になります。

もう1つ相対パスというものがあります。相対パスは現在作業しているディレクトリ(カレントディレクトリ)を基準にして、対象ファイルまでの道順を記述する方法になります。

パスを通すって何のこと
Pythonをインストールするときに「パスを通す」という言葉を目にすると思います。
パスを通すとは、ファイル名を指定するだけで実行できるようにすることです。
プログラムを実行したい場合、場所を指定したり、その場所に移動することで実行できますが、毎回となると面倒なのでパスを通します。

具体的には以下の手順でパスを通します。

絶対パスで記入してあげてください。
おわり
最後までお読みいただきありがとうございました。
プログラミング入門の一助となれば幸いです。
「図解で学べる」を意識して書籍を書いています。
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