はじめに
本屋の技術書コーナーでよく見かける「〇〇アーキテクチャ」というタイトルの本。なんとなくスルーしていたぷらむんが、ITパスポートの勉強中についに「アーキテクチャ」の文字に出会って、調べずにいられなくなった話です。
こんにちわ、会社で自称マスコットキャラをやってるのに、社内で一番空気が読めない、ぷらむんです🐯
本屋の技術書コーナーに行くと、「〇〇アーキテクチャ」ってタイトルの本、結構よく見かけませんか?ぷらむん、ずっと「なんかかっこいい響きだな」くらいにしか思ってなくて、意味はちゃんと調べたことがありませんでした。
そんな中、今日もITパスポートの過去問を解いていたら、「エンタープライズアーキテクチャ(EA)」という言葉に遭遇。
「アーキテクチャ…?なんで急にホグワーツの呪文が出てくるんですか…?」
なんとなく選択肢の雰囲気で正解は選べたものの、意味はさっぱりわかっていません。プラ二郎先輩に聞いてみることにしました。
ーこんな人に読んでほしいー
🟠 ITパスポートの勉強中に「EA」という言葉に出会って、意味がよくわからなかった
🟠 いろんな本のタイトルで「〇〇アーキテクチャ」を見かけるけど、なんとなくスルーしてきた
🟠 EAという概念を、日常の例えでわかりやすく理解したい
🟠 EAを実際に設計しているのがどんな職種・部署の人なのか気になる
【この記事が前提です】
▶ ITパスポートと基本情報の違いは?どちらを勉強すべき?
▶ 【全6問】ITパスポートと基本情報、実際どのくらい難しいの?比べてみた
【参考になるおすすめサイト】
▶ IPA ITパスポート試験 過去問題(公開問題)
▶ ITパスポート過去問道場
🐯プラ二郎先輩に「EAって結局なに?」と聞いてみた
🧑💻:プラ二郎先輩
「あー、EAね。最初はみんなそこで手が止まるよ」
🧑💻:プラ二郎先輩
「EAはストラテジ系の『システム戦略』っていう分野に出てくる用語なんだけど、実際の過去問だとこんな感じで出題されるよ」
そう言って、先輩が見せてくれたのがこの問題でした。
🐯【EA】の類似問題を解いてみた
Q. ある企業が、ビジネス・データ・アプリケーション・技術の4つの観点から現状の業務とシステムを整理し、目指すべき理想の姿とのギャップを洗い出したうえで、そのギャップを埋めるための実行計画を立てて全体最適化を進める取り組みとして、最も適切なものはどれか。
① BPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング)
② EA(エンタープライズアーキテクチャ)
③ CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)
④ ERP(エンタープライズリソースプランニング)
答えを見る
正解: ②EA(エンタープライズアーキテクチャ)
現状の業務とシステムを整理し、理想の姿とのギャップを埋めて全体最適化を進める取り組みがEAです。
①BPRは既存の業務のやり方を抜本的に見直して作り直す取り組み
③CRMは顧客との関係を管理し良い関係を築くための仕組み
④ERPは調達・生産・販売・会計・人事など会社のあらゆる業務を一つのシステムでまとめて管理する仕組みです。
似た響きの略語が多いですが、それぞれ扱う対象が違います。
🧑💻:プラ二郎先輩
「正解!でも、意味はふわっとしてるでしょ」
ぷらむん、正解はできたものの、結局EAが何なのか、全然説明できる気がしません。
🐯そもそも「アーキテクチャ」ってどういう意味?
🧑💻:プラ二郎先輩
「まず引っかかってるのは『アーキテクチャ』の方でしょ?」
「はい、正直建築の話だと思って一瞬混乱しました…」
🧑💻:プラ二郎先輩
「間違ってないよ。アーキテクチャは英語のarchitecture、そのまま『建築』って意味。建築家のことをarchitect(アーキテクト)って呼ぶよね」
🧑💻:プラ二郎先輩
「IT業界で使われ始めたのは1964年、IBMが『System/360』ってコンピュータを発表したとき。その設計思想や構造を説明する言葉として使われたのが最初なんだ」
🧑💻:プラ二郎先輩
「建物を建てる時、全体の設計思想や骨組みが要るでしょ?複雑なシステムにも同じように『全体の構造』を表す言葉が必要で、それにぴったりだったのがアーキテクチャだったってわけ」
ぷらむん、そこでようやく合点がいきました。本のタイトルによくある「〇〇アーキテクチャ」も、要は「〇〇の設計・全体構造について」という意味だったんですね。知らずにずっとスルーしていました。
🐯結局EAってどんなもの?日常で例えると

「アーキテクチャの意味はわかったんですけど、EAはまだふわっとしてます…」
🧑💻:プラ二郎先輩
「じゃあ例え話にしよう。EAは、会社という一つの街をつくる『都市計画』みたいなものだよ」
>🧑💻:**プラ二郎先輩** 「一つ一つの建物(=個別のシステム)だけを見て、その場その場で建てていくと、道路がつながってなかったり、水道管が変なところで重複したりするでしょ。EAはそれを防ぐために、街全体を先にちゃんと設計しておく考え方なんだ」
🧑💻:プラ二郎先輩
「会社に置き換えると、『経営がやりたいこと』と『ITの仕組み』がズレなくつながるように、先に全体を設計しておくってこと」
「あ、それなら分かる気がします…!部署ごとにバラバラにシステムを入れちゃうと、後で困るってことですよね」
🧑💻:プラ二郎先輩
「そのとおり。実際、大企業がバラバラに導入してきた社内システムを整理・統合するプロジェクトとか、DX(デジタルトランスフォーメーション)を進めるときの土台として使われることが多いよ」
🐯そのEA、一体誰が設計してるの?
「都市計画って、じゃあ誰が考えてるんですか…?」
🧑💻:プラ二郎先輩
「いい質問。『エンタープライズアーキテクト』っていう役割の人だよ。経営目標とITの仕組みがズレないように、全体の設計をする人のこと」
🧑💻:プラ二郎先輩
「日本だと、情報システム部門や、CIO(最高情報責任者)が率いるIT戦略部門にこういう役割の人がいることが多いね。中小企業だと情シスの責任者が兼ねてることも多いよ」
🧑💻:プラ二郎先輩
「ちなみにアメリカだと独立した専門職として確立してて、平均年収2000万円クラスの人気職種らしいよ」
ぷらむん、思わず目が点になりました。今のぷらむんとは別世界の話すぎて、逆に現実味がありません。でも「会社全体の設計図を描く仕事」があるということ自体、知らなかったので新鮮でした。
🐯振り返ってみて感じたこと
正直、最初は「アーキテクチャって何のことですか…?」状態でしたが、調べてみると、意外と身近な話につながっていました。
バラバラに作られたシステムで困っている会社の話は、ぷらむんもなんとなく聞いたことがあります。EAは、そういう事態を防ぐための「街づくりの設計図」だったんですね。
過去問の正解を覚えるだけでなく、こうして言葉の由来や背景まで調べてみると、他の「〇〇アーキテクチャ」という言葉を見たときの解像度が全然違う気がします。
ー今回学んだことをまとめるとー
🟠 「アーキテクチャ」はもともと建築を意味する言葉で、IT業界では1964年のIBM「System/360」で初めて使われた
🟠 EAは、会社全体という「街」を計画的に設計する「都市計画」のようなもの
🟠 EAを設計する役割は「エンタープライズアーキテクト」と呼ばれ、日本では情報システム部門やIT戦略部門が担うことが多い
🦁おわりに
PRUMのエンジニアの多くは未経験からの採用です。ぷらむんのような新人がのびのび成長できる環境が気になった方は、ぜひコーポレートサイトも覗いてみてください。
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また今度、ぷらむんの奮闘記をシェアします。ここまで読んでくれてありがとうございました🐯

