はじめに
資格の勉強に意味があると気づいたぷらむんですが、「じゃあ実際の試験問題ってどのくらい難しいの?」が気になって、プラ二郎先輩を巻き込んで実際に解いてみることにしました。
こんにちわ、会社で自称マスコットキャラをやってるのに、社内で一番空気が読めない、ぷらむんです🐯
前回資格の勉強にはちゃんと意味があるって分かったんですが、正直まだピンときていない部分もあって...
>>ITパスポートと基本情報の違いは?どちらを勉強すべき?
「結局、ITパスポートと基本情報ってどのくらい難易度が違うの?」
というのが気になったので、プラ二郎先輩に付き合ってもらって、実際の出題イメージに近い問題を6問解いてみることにしました。
ーこんな人に読んでほしいー
🟠 ITパスポートと基本情報、実際の問題のレベル感をイメージしたい
🟠 自分がどちらの試験から始めるべきか、問題を見て判断したい
🟠 資格の勉強を始める前に、まず力試ししてみたい
🟠 未経験からIT業界を目指していて、試験のイメージが湧いていない
もうITパスポートや基本情報を意識しなくていいくらいキャリアを積んだ人でも、実は実際の問題を見たことがないという人、意外と多いんじゃないかなと思います。知見を広げる意味でも、「へえ、こんな問題が出るんだ」を知ってもらえたら嬉しいです😊
🐯Q1. ITパスポートの文章問題を解いてみた
生成AIが、事実に基づかない情報をもっともらしく作り出してしまう現象を何と呼ぶか。
① ハルシネーション
② バイアス
③ ディープフェイク
④ サンプリング
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正解: ①ハルシネーション
生成AIが「事実ではない内容を、まるで本当のことのように作り出してしまう」現象のことです。ちなみに②バイアスは判断や結果に偏りが生じること、③ディープフェイクはAIで人物の顔や声を精巧に加工・合成した偽の映像や音声のことを指します。生成AIが身近になったことで、ITパスポートでもこうした用語が出題されるようになっています。日常でAIを使っている方なら、身構えずに解ける問題です。
🧑💻:プラ二郎先輩
「これは日常でAIを使ってる人なら、身構えずに解けるレベルだね」
ぷらむん、ChatGPTとたまに話すけどこの単語知らなかったです。
🐯Q2. ITパスポートの計算問題を解いてみた
ある商品の販売価格が1個2,000円、変動費が1個1,200円、固定費が月40万円のとき、損益分岐点となる販売数量は何個か。
① 200個
② 400個
③ 500個
④ 800個
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正解: ③500個
損益分岐点は「利益がちょうどゼロになる販売数量」のことです。1個あたりの利益(価格-変動費)は、2,000円-1,200円=800円。固定費40万円をこの800円で割ると、400,000÷800=500個です。「固定費÷(価格-変動費)」という型さえ覚えておけば、数字が変わっても同じ手順で解けます。ITパスポートでは、こうした経営・会計に関わる計算問題もストラテジ系の分野として出題されます。
文章問題だけじゃなく、こういう計算問題もITパスポートには出てくるんですね。数字だけ見ると身構えますが、型を覚えてしまえば怖くなさそうです。
🐯Q3. 基本情報 科目Aの文章問題を解いてみた
複数の処理をひとまとまりとして扱い、途中で失敗した場合はすべてを取り消して処理前の状態に戻す仕組みを何と呼ぶか。
① トランザクション
② プロセス
③ スレッド
④ キャッシュ
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正解: ①トランザクション
例えば「口座Aから引き落として口座Bに入金する」処理の途中でエラーが起きた場合、引き落としだけが成立してしまうと困りますよね。こうした一連の処理を「全部成功」か「全部なかったことにする」かのどちらかにする仕組みがトランザクションです。ITパスポートより一段専門的な、システムの裏側の仕組みを問う問題が増えるのが基本情報の特徴です。
一段階、専門的な感じがしました。ITパスポートとの温度差を早速感じています。
🐯Q4. 基本情報 科目Aの計算問題を解いてみた
伝送速度100Mbps、回線利用率(実効効率)80%の回線を使って、300Mバイトのデータを転送する場合、転送にかかる時間は何秒か。
① 24秒
② 30秒
③ 37.5秒
④ 48秒
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正解: ②30秒
まず単位を揃えます。300Mバイト=300×8=2,400Mビットです。次に、実際に使える速度(実効速度)を計算します。100Mbps×80%=80Mbpsです。最後に、転送時間=データ量÷実効速度で求めます。2,400Mビット÷80Mbps=30秒です。「バイト→ビットの単位変換」「利用率(実効効率)をかける」「割り算する」という3ステップがこの手の問題の型で、基本情報の計算問題でよく出題される考え方です。
🧑💻:プラ二郎先輩
「単位を揃える→実効の値を出す→割り算する、の3ステップだけ覚えておけば怖くないよ」
ぷらむん、文系なのでよくわからないです。
🐯Q5. 基本情報 科目Bのオリジナル問題(易しめ)を解いてみた
ここからは科目Bの問題です。まずは比較的取り組みやすい1問から。
関数stampComboは、10より大きい整数を引数nで受け取り、1点・3点・7点のスタンプを使って、ちょうどnポイントになるスタンプの組合せの総数を返す。
○整数型: stampCombo(整数型: n)
整数型: total ← 0
整数型: remain ← n
while ( ここに入るのはどれか )
total ← total + (remain ÷ 3 の商) + 1
remain ← remain - 7
endwhile
return total
① remain ≧ 0
② remain ≧ 3
③ remain ≧ 7
④ remain > 0
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正解: ①remain ≧ 0
7点のスタンプを何枚使うかを1枚ずつ増やしながら、残りのポイント(remain)を1点・3点のスタンプだけで作る組合せ数を数えていく処理です。remainがちょうど0になった時点(7点スタンプで使い切れる場合)もまだ有効な組合せなので、ループを続ける必要があります。そのため「remain ≧ 0」(0を含む)が正解です。「remain > 0」だと、ちょうど0になるケースを1回分数え損ねてしまう、というのが引っかけになっています。
while (条件式)は「条件式が真の間、処理を繰り返す」という意味、÷ の商は割り算の商(整数部分)を表します。
ぷらむん、はじめてこれを見たときにえ?って思いましたが、順を追って考えてば意外と簡単でした🐯
🐯Q6. 基本情報 科目Bのオリジナル問題(難しめ)を解いてみた
科目Bのアルゴリズム問題は、優しい問題だけではありません。優しい・ちょっと難しい・かなり難しい、の3パターンで構成されている印象です。今回はちょっと難しい問題を中レベルもう一つ解いてみましょう。
引数pと引数qは正の整数であり、引数qは引数pよりも10以上大きい数とする。関数countAとcountBは、同じ引数を受け取ったとき同じ値を返す(pからqまでの範囲で3の倍数の個数を数える)。
○整数型: countA(整数型: p, 整数型: q)
整数型: cnt ← 0
整数型: k
for (kをpからqまで1ずつ増やす)
if ((k mod 3)が0と等しい)
cnt ← cnt + 1
endif
endfor
return cnt
○整数型: countB(整数型: p, 整数型: q)
整数型: cnt ← 0
整数型: tempP ← p
整数型: k, j
for ( a に入るのはどれか )
if ((tempP mod 3)が0と等しい)
繰返し処理を終了する
endif
tempP ← tempP + 1
endfor
for ( b に入るのはどれか )
cnt ← cnt + 1
endfor
return cnt
① a: kを1から2まで1ずつ増やす/b: jをtempPから始めてqを超えない範囲で3ずつ増やす
② a: kを1から3まで1ずつ増やす/b: jをtempPから始めてqを超えない範囲で3ずつ増やす
③ a: kを1から2まで1ずつ増やす/b: jをtempPからqまで1ずつ増やす
④ a: kを1から3まで1ずつ増やす/b: jをpから始めてqを超えない範囲でtempPずつ増やす
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正解: ①
countBは2段階に分かれています。最初のforループ(a)は、pから1ずつ増やしながら「最初に3の倍数になる数」(tempP)を探す処理です。3つ連続する整数には必ず3の倍数が1つ含まれるため、このループは最大2回で見つかります。そのため「kを1から2まで1ずつ増やす」となります(kはループの回数を安全に制限するためだけに使われており、tempPの値そのものとは連動していません)。
2つ目のforループ(b)は、見つかったtempPからqまで、3ずつ増やしながらcntを数える処理です。これによって、pからqまでの間にある3の倍数の個数(countAと同じ結果)を数えられます。
mod(剰余)を使った条件分岐、ループの終了条件、2つの実装が「結果的に同じ処理をしている」ことを読み解く必要がある、科目Bらしい応用問題です。焦らず、tempPとcntの値がどう変化していくかを1行ずつ紙に書き出しながら追うのがコツです。
もうね。これ見た瞬間絶望。初見で解ける人すごいですね。
この類似問題を参考書で見たときに、本の解説だけじゃ難しくてAIにもっと噛み砕いて解説してもらって、ようやく理解できました。慣れたら簡単だけど、慣れななきゃ解けない🐯
🧑💻:プラ二郎先輩
「科目Bは、tempPとcntの値がどう変わっていくか、紙に書き出しながら1行ずつ追うのがコツだよ」
なるほど…!頭の中だけで完結させようとせず、手を動かして追う。これは覚えておきます。
🐯6問解いてみて、ぷらむんが感じたこと
6問並べてみて、体感の難しさの違いがはっきり分かりました。特に科目Bの2問は、易しめとちょっと難しめでかなり手応えが違いましたね。
ITパスポートはIT・経営の基礎知識を幅広く問う分、1問ごとの深さはそれほど求められません。一方基本情報は、単位変換や実効効率まで考える計算問題のように、一段掘り下げた理解が必要になることが分かりました。
これからIT業界に興味を持ち始めたばかりの人は、まずITパスポートから、
すでにプログラミング学習を進めていて基礎知識にある程度自信がある人は、ITパスポートを飛ばして基本情報から挑戦するのも十分アリだと思います。
ー今回学んだことをまとめるとー
🟠 ITパスポートは基礎知識を幅広く問う試験、基本情報はより深く技術的な理解を問う試験
🟠 ITパスポートの計算問題は「固定費÷(価格-変動費)」のような型を覚えておくと解きやすい
🟠 基本情報の計算問題は「単位を揃える→実効の値を出す→割り算する」のような型を覚えておくと解きやすい
🟠 科目Bのようなプログラム問題は、頭の中だけで完結させず、値の変化を手を動かして追うのがコツ
🦁おわりに
PRUMのエンジニアの多くは未経験からの採用です。ぷらむんのような新人がのびのび成長できる環境が気になった方は、ぜひコーポレートサイトも覗いてみてください。
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また今度、ぷらむんの奮闘記をシェアします。ここまで読んでくれてありがとうございました🐯



