はじめに
ニュースで不祥事の話題が出るたびに聞く「ガバナンスの欠如」という言葉。なんとなく「会社のたるみ」くらいのイメージで済ませていたぷらむんが、ITパスポートの勉強中に「ITガバナンス」の文字に出会って、調べずにいられなくなった話です。
こんにちわ、会社で自称マスコットキャラをやってるのに、社内で一番空気が読めない、ぷらむんです🐯
ニュースで企業の不祥事が報じられるとき、よくコメンテーターが「ガバナンスが効いていない」なんて言ってますよね。ぷらむん、なんとなく「会社の締まりがないってことかな」くらいにしか思ってませんでした。
そんな中、今日もITパスポートの過去問を解いていたら、「ITガバナンス」という言葉に遭遇。
「ガバナンス…?なんかニュースで聞いたことある単語ですけど、ITの話でも出てくるんですか…?」
なんとなく選択肢の雰囲気で正解は選べたものの、意味はさっぱりわかっていません。プラ二郎先輩に聞いてみることにしました。
ーこんな人に読んでほしいー
🟠 ITパスポートの勉強中に「ITガバナンス」という言葉に出会って、意味がよくわからなかった
🟠 ニュースで「ガバナンス」という言葉はよく聞くけど、IT分野での意味までは知らなかった
🟠 ITガバナンスを、日常の例えでわかりやすく理解したい
🟠 ITガバナンスを実際に担っているのがどんな役職の人なのか気になる
【この記事が前提です】
▶ 「アーキテクチャ」って結局何?ITパスポートのEAを調べてみた
▶ ITパスポートと基本情報の違いは?どちらを勉強すべき?
【参考になるおすすめサイト】
▶ IPA ITパスポート試験 過去問題(公開問題)
▶ ITパスポート過去問道場
🐯プラ二郎先輩に「ITガバナンスって結局なに?」と聞いてみた
🧑💻:プラ二郎先輩
「あー、ITガバナンスね。ニュースの『ガバナンス』としか結びついてない人、結構多いよ」
🧑💻:プラ二郎先輩
「ITガバナンスはストラテジ系の『システム戦略』っていう分野に出てくる用語なんだけど、実際の過去問だとこんな感じで出題されるよ」
そう言って、先輩が見せてくれたのがこの問題でした。
🐯【ITガバナンス】の類似問題を解いてみた
Q. 取締役会などの経営陣が、ステークホルダーの期待に応えるため、ITの利活用に関するあるべき姿や戦略を示し、その実現に向けた活動を通じて組織の価値向上・信頼確保を図る、経営者主体の統制活動として、最も適切なものはどれか。
① コンプライアンス
② ITガバナンス
③ リスクマネジメント
④ BCP(事業継続計画)
答えを見る
正解: ②ITガバナンス
経営陣が主体となってIT戦略の策定・実行を通じて組織の価値・信頼を高める統制活動がITガバナンスです。
①コンプライアンスは法令・社内規則を守ること、
③リスクマネジメントはリスクを特定・評価し対応を検討すること
④BCPは災害など有事の際に事業を継続させるための計画です。
似た響きの言葉が多いですが、それぞれ扱う対象が違います。
🧑💻:プラ二郎先輩
「正解!でも、意味はふわっとしてるでしょ」
ぷらむん、図星をつかれて言葉がつっかえました。正解はできたものの、結局ITガバナンスが何なのか、全然説明できる気がしません。
🐯そもそも「ガバナンス」ってどういう意味?
🧑💻:プラ二郎先輩
「まず引っかかってるのは『ガバナンス』の方でしょ?」
「はい、ニュースの不祥事報道のイメージしかなくて…」
🧑💻:プラ二郎先輩
「ガバナンスは英語のgovernance。さらに語源をたどると、古代ギリシャ語の『クベルナオー』っていう言葉に行き着くんだ」
🧑💻:プラ二郎先輩
「これ、もともと『船を操縦する』『舵を取る』っていう意味なんだよ」
「舵…?会社の不祥事の話が、急に船の話になりました…」
🧑💻:プラ二郎先輩
「そう、ガバナンスの本質は『舵を取ること』。船が正しい方向に進むように舵取りをするのと同じで、組織が正しい方向に進むように監視・統制することを指す言葉なんだ」
ぷらむん、そこでようやく合点がいきました。ニュースの「ガバナンスが効いていない」も、要は「組織の舵取りができていない」という意味だったんですね。知らずになんとなく聞き流していました。
🐯結局ITガバナンスってどんなもの?日常で例えると
「ガバナンスの意味はわかったんですけど、ITガバナンスはまだふわっとしてます…」
🧑💻:プラ二郎先輩
「じゃあ例え話にしよう。ITガバナンスは、船全体の『舵を取る』のが経営陣、っていうイメージだよ」
🧑💻:プラ二郎先輩
「乗組員(=現場の各部署)がそれぞれ好き勝手にオールを漕いでいたら、船はまっすぐ進まないでしょ。経営陣がIT戦略という舵を握って、『この方向に進む』と示しながら、危険な方向に進んでいないか監視するのがITガバナンスなんだ」
「あ、それなら分かる気がします…!部署ごとに好きなシステムを勝手に導入しちゃうと、船がバラバラの方向に進んじゃうってことですよね」
🧑💻:プラ二郎先輩
「そのとおり。実際、システム投資が経営の方針とズレていないか、セキュリティリスクを放置していないかをチェックする仕組みとして機能してるよ」
🐯そのITガバナンス、一体誰が担当してるの?
「舵を取るのって、じゃあ誰なんですか…?」
🧑💻:プラ二郎先輩
「主体は取締役会などの経営陣だよ。ITガバナンスは、あくまで経営者が果たすべき責任、っていう位置づけなんだ」
🧑💻:プラ二郎先輩
「実務では、CIO(最高情報責任者)やIT戦略部門が、経営陣の意思決定を支える役割を担うことが多いね」
🧑💻:プラ二郎先輩
「前にEAの話をしたときの『エンタープライズアーキテクト』も、このITガバナンスの実現を支える役割の一つだよ」
ぷらむん、経営の話だと思って自分とは遠い世界の話に感じていましたが、意外と身近な役割ともつながっていて、少し親近感が湧きました。
🐯振り返ってみて感じたこと
正直、最初は「ガバナンスって、ニュースで聞くあの言葉ですよね…?」状態でしたが、調べてみると、IT分野での意味もちゃんとつながっていました。
不祥事のニュースで聞く「ガバナンス」も、ITパスポートに出てくる「ITガバナンス」も、根っこは同じ「舵取り」という意味だったんですね。
過去問の正解を覚えるだけでなく、こうして言葉の由来まで調べてみると、ニュースで同じ単語を見たときの理解の解像度が全然違う気がします。
ー今回学んだことをまとめるとー
🟠 「ガバナンス」はもともと「船を操縦する」「舵を取る」という意味の古代ギリシャ語に由来する
🟠 ITガバナンスは、経営陣が主体となってIT戦略という舵を握り、組織を正しい方向に導く統制活動
🟠 実務では、CIOやIT戦略部門が、経営陣によるITガバナンスの実現を支える役割を担うことが多い
🦁おわりに
PRUMのエンジニアの多くは未経験からの採用です。ぷらむんのような新人がのびのび成長できる環境が気になった方は、ぜひコーポレートサイトも覗いてみてください。
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また今度、ぷらむんの奮闘記をシェアします。ここまで読んでくれてありがとうございました🐯



