ベータ版の試験を受けました
今回は新しい試験「AB-731 AI 変革リーダー」を受験しました。これから受験される方の何かしらの参考になればうれしいです。
ベータ版なのでまだ正式展開前のおためし試験になります。今後、設問や内容が変わる場合があります。現在は英語のみの受験となります。分量多かったです。
きっかけ
先日AB-900(管理者向け)と730(ユーザー向け)を受験し、ノリで731(推進者向け)も受験しようと前日に試験を勢いで申し込みました…。これでAB系の基礎はすべて受験したことになります。開発から管理や推進まで含むオールラウンダーなAB-100もいつか受けたいです。
結果はまだ届いていないので合格したかどうかは不明…。1週間のうちに3回同じテストセンターに通ったので、若干顔覚えられてる感ありました(説明とか省略されたw)。
▼前回の記事はこちら
今回も試験の日程的にブログで紹介されていた8割引きのクーポンは適用が間に合わずでした。
試験の概要
AB-731はAB-730(ユーザー向け)同様に、新しいカテゴリ「ビジネス」に分類されたAI推進者向けの試験となっています。
AB-730では生成AIやM365 Copilotをユーザーとして使う上での基礎的な内容が問われますが、こちらのAB-731は推進者として、組織内のAI戦略の考え方、AIのそもそもの基礎的な知識についても問われながら、マイクロソフト系のAIサービスのどれを選定すべきか…等サービスの学習が必要です。Fundamentalsレベルの易しい試験で、緊張感もなく受験することができました。
こちらの試験についても出題形式はいつものFundamentals形式でした(Yes/Noや択一、複数選択問題等)。
▼想定の受験者はこんな感じ
▼学習ガイド
用意されているコースについて
試験のページを確認すると、「組織内でAI変革を推進する」というコースが用意されており、今回も当日試験の直前にチラ見。(コースは4時間半となっていますが、AB-900やAB-730、AI-900とも重複する内容なので、慣れてる方であれば20分くらいで読めます)
AIの仕組みや手法の違い、ビジネスにとってなぜ重要なのか、組織内でAI推進を実施するにあたって重要なこと等、いつもの技術的なLearnとは違った雰囲気で読み物の感覚で学習することができます。
試験の感想
ラーニングパスとの乖離はあまり感じられませんが、推進よりサービスの話するならAI-900でよくね?と思ったのが個人的な感想です。AI-900ベースで、ちょっとビジネス寄りのM365 Copilotの内容が入ったり、組織内での効果的な推進方法が入ってました。技術的な難しい質問は聞かれませんがMicrosoft Foundry内のもろもろのサービス内容は理解しておく必要があります。(試験内ではAzure AI Foundryの名称で出題されるのでご注意を!)
試験時間は60分間あり、私の試験では58問出てきました。AB-730よりも少し読まなければならない文量が多く、1周するのに40分程度かかりました。解釈が怪しい問題は少ないですが、名称がコロコロ変わるため、受験するときは旧名称も把握しながら受けたほうがいいと思います。この試験でも頻繁に丁寧にメンテされることを祈りましょう。
ただ合格を目指している人は舐めプLearn戦法でいけます!!
さいごに
推進者として、受験する必要が言われるかというと、微妙だと思いました。もっと推進者としてなぜ今AIで業務改革すべきか?、気にすべき指標、AIの精度を高める方法(データ整理等)、AI活用の未来、エージェント管理等…などなど現実的な話が出るかと思いきや割とそうでもなく…。
マイクロソフト社製品を使って、AIを推進しなければならなくなった場合にどんなサービスがあるかやなぜマイクロソフトの製品であるべきか?が試験の中でフォーカスされてました。業務でマイクロソフト社AI製品の全体像の把握が必要な人にはいいのかも。まぁ、ベンダーの試験なので、そんなものなのかも。
とりあえず次はGH-900受けなきゃな…。

