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国産オープンソースのローコード開発プラットフォーム「プリザンター」

Last updated at Posted at 2020-12-24

この記事は Pleasanter(プリザンター) Advent Calendar 2020 の25日目の、そして、今年のアドベントカレンダーの締めくくりとなる記事です。

はじめに

Pleasanter(プリザンター) Advent Calendar 2020は、多くの皆様のご協力のもと、25日すべてを埋め、無事に最終日を迎えることができました。
"中の人"として、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

よろしければ、他の記事も含めてLGTMして頂けるととても嬉しいです。よろしくお願い致します。

2020年と、プリザンターの"位置づけ"

2020年は、私達にとって、世界中のほとんどがそうであったように激動と言いえる1年でした。
ニューノーマルと呼ばれるライフスタイルへの変化が求められ、ビジネスの有り様も大きく変わりました。
広くテレワークが浸透したことで、自宅などオフィス外からチームメンバーと情報を共有しコミュニケーションを取るための基盤が不可欠となり、その一翼を担うとまでは言えないまでも、プリザンターも少なからず注目されました。
そして、日本中が新しい生活への変化が求められるようになったタイミングで、Pleasanter for PostgreSQLが正式リリース。
待望の正式リリースながら、タイミング的には正直かなり悩ましい時期のリリースとなりましたが、今になって思えば、万事塞翁が馬という気もします。
ライフスタイルの変化に合わせて、当然のようにビジネスにも変化が求められ、業務の目まぐるしい変化に迅速に対応するためのツールとして情報システム界隈では「ローコード」というキーワードをよく聞くようになりました。
それまでは「Webデータベース」を謳ってきたプリザンターでしたが、今後は「ローコード開発プラットフォーム」としての方向性へシフトして行くことが決まったのもこの時期でした。
そして、今回のアドベントカレンダーでも度々登場しました「サーバスクリプト」機能が満を持して実装され、ローコード開発プラットフォームとしての位置づけは、より確固たるものとなったように思います。

業務アプリ開発プラットフォームとしての進化

2020年は、機能的な意味でも大きく進化した年でもありました。
上述したPostgreSQLへの対応、サーバスクリプト機能の実装も大きな進化と言えますが、それ以外でも様々な機能が追加されています。

中でもタブの追加やセクションの折り畳みといった画面レイアウトを自由に変更できる機能の追加は、管理する項目の多い業務では非常に有用だと思います。

ユーザーマニュアル:タブ追加やセクション折り畳みなどを使って画面を整理する
項目多数アニメ.gif

プリザンターの場合、各項目それぞれ26個まで配置して業務アプリを作成できますが、業務によっては26個では全然足りないというケースもあります。
1レコードで何百個という項目を扱う業務でも、多くの場合は復数部署・複数人でそれぞれ担当の情報項目を入力していくというケースが多いので、自分の担当外の情報も含めて何百個もの項目がズラーーーーーっと並んでいるのは効率的な作業を行ううえでは弊害でしかありません。
しかし、このタブ追加や折り畳みなどをうまく使うと効率的なレイアウトで項目を配置することができます。

上の画面動画では敢えて使っていませんが、スタイル機能を使うことで各項目の横幅を変更することも可能ですし、スクリプト機能でログインしているユーザや所属部署を判別し必要の無い項目を非表示にしておくといったことも可能ですので、項目数は多くても効率的に操作できる画面レイアウトを作ることが可能です。

項目の拡張については、年間サポートサービスの上位プランを契約する必要がありましたが、多くのご要望に応えて年間サポートサービスのすべてのプランで項目の拡張が利用可能となりました。
ビジネスでプリザンターを使っている皆様にとっては新プラン対応は大きな朗報だったのではないでしょうか。

900個まで項目数を拡張できるエンタープライズエディション

拡張HTMLや項目ごとにCSSクラスを指定できる機能など、見た目のカスタマイズはかなり柔軟に対応できるようになり、APIの拡張によって他の業務システムとも、よりパワフルに連携することが可能となりました。
これらの機能によりプリザンターは、更に多くの様々な業務でお使い頂けるようになったのではないかと思います。
プリザンターを使うことで、皆様のマネジメント業務がもっと快適になりますように。
そして、それによって皆様の貴重な時間が、もっとクリエイティブなことに使えるようになれば嬉しい限りです。

おわりに

今年1年でのプリザンターの進化が、少しでも皆様のご要望を叶えるものになっていれば幸いです。
来年はさらなる飛躍を目指し、業務で求められるローコード開発プラットフォームとしての確固とした位置に立てるよう、2021年に挑みたいと思います。

2020年は、大きな変化/進化を迎えた年でしたが、皆様のお陰で大変に明るい新年を迎えられそうな期待でいっぱいです。
今年1年、本当にありがとうございました。来年も引き続きプリザンターを、インプリムをよろしくお願い致します。

それでは皆様、Merry Christmas!🎄 & Happy New Year!🗻

and....
図1.png

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