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Glueの使い方的な㉛(GlueやAthenaで見えるテーブルを制限する)

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Glue リソースポリシーでアクセスコントロール

ユーザーAはGlueデータカタログのテーブル1が閲覧操作できるが、ユーザーBはGlueデータカタログのテーブル1を閲覧操作できないなどを実現する。

試す

管理者ユーザーは全部操作でき、se2_user31という名前のユーザーは閲覧操作できるテーブルに制限が掛かってることを確認

管理者ユーザーから確認

Glueデータカタログのデータベースが全部見えます

スクリーンショット 0030-12-16 17.33.30.png

Glueデータカタログのテーブルが全部見えます

スクリーンショット 0030-12-16 17.33.56.png

特定ユーザーに閲覧操作できるテーブルを限定します

ユーザー名:se2_user31
対象データベース:se2
対象テーブル:se2の配下すべて

Glueの画面から、[設定]をクリックし、"アクセス権限"の箇所にポリシーを書きます。

スクリーンショット 0030-12-16 15.19.34.png

ポリシーは以下のように、「se2_user31というユーザーが、データカタログのデータベースse2とデータカタログのテーブルのse2配下全部に対して閲覧操作可能」という内容です。

※se2_user31ユーザーのIAMポリシーにはGlueの設定はなにも入れない

{
  "Version" : "2012-10-17",
  "Statement" : [ {
    "Effect" : "Allow",
    "Principal" : {
      "AWS" : "arn:aws:iam::xxxxxxxxxxxx:user/se2_user31"
    },
    "Action" : "glue:*",
    "Resource" : [ "arn:aws:glue:ap-northeast-1:xxxxxxxxxxxx:catalog", "arn:aws:glue:ap-northeast-1:xxxxxxxxxxxx:database/se2", "arn:aws:glue:ap-northeast-1:xxxxxxxxxxxx:table/se2/*" ]
  } ]
}

動作確認

se2_user31ユーザーでログインし、データカタログのデータベースを見る。
se2だけ表示される

スクリーンショット 0030-12-16 17.42.06.png

データカタログのテーブルを見る。
なにも見えない

スクリーンショット 0030-12-16 17.42.19.png

検索窓で「データベース:se2」でフィルタリングすると表示される

スクリーンショット 0030-12-16 17.42.32.png

Athenaからも確認。同様にse2のデータベースとテーブルだけが表示される

スクリーンショット 0030-12-16 17.49.01.png

注意

この機能はメタデータへの権限制御なのでS3は関係ない。S3への権限があればS3にある実データを読み書き削除を行えてしまう。必要なら実データが入っているS3への権限制御も付与を行う

その他

アクセスコントロール用の AWS Glue リソースポリシー
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/glue/latest/dg/glue-resource-policies.html

AWS Glue データカタログ のデータベースとテーブルへのきめ細かなアクセス
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/athena/latest/ug/fine-grained-access-to-glue-resources.html

Glueの使い方まとめ
https://qiita.com/pioho07/items/32f76a16cbf49f9f712f

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