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Chrome OS(Chromiumではない)をsurface GOに入れた話

Last updated at Posted at 2020-08-28

#目次
1.始めに
2.Chrome OSを実際に入れてみた。
3.ネットワークファームウェアとの格闘(問題編)
4.ネットワークファームウェアとの格闘(解決編)
5.Chrome OSの使用感
6.最後に
#始めに
これは投稿日時点の情報です。
前の記事(色々なandroidx86派生OSの紹介)でandroidx86の派生OSについて紹介しました。
プロキシサーバー下でYoutubeを見たいという強い気持ちでいろいろ試したのでしたが、結局アンドロイドをPCに入れると熱暴走する(たぶんPCを正しく制御できない)ので諦めたのですが、
Chrome OSという救世主の存在を確認したので、記事を書きました。
※純正のChrome OSをChrome book以外でインストールをするのはあまりやってはいけないらしい
#Chrome OSを実際に入れてみた。
一応やってはならないことなので、やり方が複雑になっている。
まずlinux Mintのisoをダウンロードし、USBにrufus等で焼付て、
Chrome OSのイメージファイルとBrunchというのをインストールしたものをinstall.shを
先程焼き付けたusbに突っ込んでbootする。
詳細やリンク等は(https://beebom.com/how-install-chrome-os-on-pc/)に書いてあります。
そうしてMintをインストールせず /cdromかどこかにあるinstall.shをスーパーユーザーで起動すればOK(インターネット接続が必要)
このインターネット接続が曲者でlinux mintではsurface goのwifi接続にデフォルトで対応していない。
#ネットワークファームウェアとの格闘(問題編)
wifi接続が無理というのはどういうことかというとファームウェアが入っておらずwifiのデバイスが対応できてないっぽい(詳しくは知らん)。
前の記事(LinuxでWiFiが使えない時の対処法)で紹介したとおり、ネットワークファームウェアを入れること自体は解決済みだ。しかしここでだめだったのはusbで起動しなきゃいけなくて、ファームウェアを入れたとしても再起動時にすべてのデータが消えてしまう点だ。
どうやって解決したかというと無理やりファームウェアを入れたisoファイルを作ってしまったのだ。
#ネットワークファームウェアとの格闘(解決編)
isoファイルにどうやってファームウェアを打ち込んだかというとcubic(Custom Ubuntu ISO Creator)
を使った。どういうものかというと、linuxのisoファイルにいろいろファームウェアなりソフトなりを追加したり削除したりすることができるソフトだ。それを使いファームウェアを入れ、無事にChrome OSを入れることに成功した。
#Chrome OSの使用感
Chrome OSの一番の魅力は数年前に対応したandroidアプリに対応していることだろう。
念願のYoutubeを入れることにも成功した。
もう一つの利点はGoogleの後ろ盾があるのがものすごい安心感があること。
linuxにも対応しているらしいがなにしろgentoo OS対応しているソフトが少なすぎたので、開発用かなといった感じ。
linuxもdebファイルに対応しており、ほとんのアプリケーションに対応可能。しかしIMEなどを最初から設定しなければならないのと、動作が変に感じたので、どちらにせよ微妙かなといった感じ。
#最後に
かなり黒に近いグレーだがものすごく便利なので皆さんも試してみては?

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