この記事は、Elixir Advent Calendar 2022 5の1日目です
piacere です、ご覧いただいてありがとございます
アドベントカレンダーが初めて…という方に向けて、参加の仕方やコラムの書き方ガイドをまとめました
2023年バージョンは下記です
アドベントカレンダーはXmasを皆で迎えるカレンダー
アドベントカレンダーは元々、12/1から12/25までの期間、1日ずつ、窓を空けていき、Xmasを迎えるというイベントのためのカレンダーです
これを模して、プログラミング等のコラムで1日ずつリレーするイベントとして、QiitaやADVENTARが2012年に始めました
それはさながら、この1年の技術研鑽を発表する「総まとめ」のようなものであったり、普段は時間が無くて書く機会を失ってたネタをコラム化する機会、もしくは、来年やりたいことを表明する場など、さまざまな使われ方になっています
またアドベントカレンダーは、ちょっとしたゲーム性も持っていて、ランキングを各カレンダーで競います … 私達は「Elixir」というプログラミング言語や、そのコミュニティ「fukuoka.ex」にて例年、上位ランカーだったりします
2022年:プログラミング言語カテゴリで1位、全カテゴリで2位
2021年:プログラミング言語カテゴリで6位※、Webテクノロジーカテゴリで2位
※Qiitaの評価アルゴリズムが変わり、執筆者が多い言語に有利になってしまい順位ダウン
2020年:プログラミング言語カテゴリで2位、Webテクノロジーカテゴリで2位
アドベントカレンダーの参加/書き方ガイド
では本題、「アドベントカレンダーの参加/書き方ガイド」に入ります
まず、初めて参加される方や、慣れていない方は、以下①~⑤の5つのアクションの順番通りにやっていくことをオススメします
アクション①:気になるアドベントカレンダーに参加する
アドベントカレンダーは、どんな方でも参加可能です…気になるアドベントカレンダーに参加すると、Xmasまでの日々をコラム漬けで楽しめますし、時々刻々と変わるランキングの変化も楽しめます
でも、アドベントカレンダーの参加にハードルを高く感じている方や、コラムを書いて公開することに抵抗を感じる方もいらっしゃるかも知れません … そういう方へのアドバイスは以下になります
参加に感じる「ハードル」は割と「思い込み」
こんなことをお考えでは無いでしょうか?
- a)書くことが思いつかない
- b)他の方が書くであろう内容と比べて、内容に自信が無い
- c)忙しくて書けなくなりそうで不安
これらは割と「思い込み」であることが多く、実際のところは、下記の通りなのです
-
a)参加時点では、テーマを確定しなくてもいい
- 「何か書きます」で参加登録してもOKなんです
- 登録後、他の方のコラムを見ながら、のんびりテーマを決めてもいい
- なんなら、他の方のコラムを「やってみた」という奮闘記をコラム化しても構わない
- 何かを試してみた結果、上手くいかなくても、それをコラム化してもOK
-
b)入門者として覚えたことをメモする程度だっていい
- コラム冒頭に「自分が入門者である」ことを書けば、みんな優しく接してくれますw
- 入門者の視点で書かれたコラムは、他の入門者の助けやヒントになることが多いです
- もし内容が間違ってても、入門者であることを伝えておけば、優しく教えてくれます
- c)勉強会やイベントに参加して学んだことを1つ2つまとめる程度だっていい
つまり、最初からちゃんとしたものを書く必要は無く、入門者コラム投稿でも構わないんです
「Elixir Advent Calendar」は、もちろん入門者大歓迎ですので、ぜひ気楽にご参加くださいませ
なお、c)については、下記のようなElixir関連イベントが年末までにかけて開催されるので、遊びに来て、感想や質問をまとめるだけでもOKです
■毎週開催しているイベント
■11月/12月に開催予定のイベント
②他の方が書いたコラムを読む
さてアドベントカレンダーに参加した後、真っ先にやることは、自分のコラムを書くことでは無く、他の方のコラムを読むことです
同じカレンダーに書かれたコラムは、間違いなく、自分の気になる領域のコラムが書かれる訳で、それを読むことは、自分のコラムを書くことと同じくらい、学びの多い体験になります
また、他の方のコラムを読むことで「アドベントカレンダーにおけるコラムの書き方」自体を学ぶ機会にもなりますので、初めての方は、ぜひコレをオススメします
③他の方が書いたコラムを紹介することでコツを掴む
他の方が書いたコラムを読んだら、これをTwitterやFacebookなどで紹介してみてください … 実はこの活動がコラムを書くトレーニングになっていて、「要点を少ない字数で明確に書く」というコラムの書き方のコツに繋がります
その紹介をまとめる過程で、読んだコラムの要点や概要、気に入ったポイント等を整理したり、理解ことになるため、それ自体が良質な学びの機会になります
そして、これを毎日、続けることで、日々、コラムを書ける能力が着々と上がっていきます
④実際にコラムを書き始める
ここまでで、アドベントカレンダーのコラムがどんな構成で、ネタをどのように扱っているかが、なんとなく分かってきたと思います … さぁ、いよいよアナタの番です
自分の書きたいネタが見つかっていれば、早速、書いてみましょう
もし未だネタが見つかっていなければ、他の方のコラムを「やってみた」するだけでもOKです
他の方のコラムを「やってみた」して上手くいかなかったとしても、その過程をメモしていき、それをコラムとしてまとめれば、「つまづいてます」コラムとして立派な出し物になります
それでもネタや書き方に悩むようでしたら、本コラムにコメントください … ご相談に乗ります
⑤自分の書いたコラムをSNSで紹介する
自分のコラムが書き上がって、公開したら、あともう一歩 … TwitterやFacebookなどで自分のコラムを紹介しましょう
紹介の仕方は、上記③と同じです
ただ、自分の書いたコラムって、主観が入ってしまっているため、上手く客観的に紹介できない … という方もいるかも知れません
そのときは、やはり本コラムのコメントに、書いたコラムのURLを載せてご相談ください
⑤Elixir特有のコラム書き方ヒント
最後に、「Elixir Advent Calendar」でコラムを書く際のヒントを挙げておきます
Elixirをはじめたばかりの方へ
- 冒頭で、Elixir入門者であることを書いておくと、読む方も、書く側も安心です
- piyopiyo.exは、入門者向けイベントなので、参加しておくことをオススメします
- イベント終了後に自分で復習したことや追加でやったことを書けたら最高です
- 下記Elixir入門書籍で学んだことをコラム化するのも良いと思います
WEB+DB PRESS Vol.131/Vol.127
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4297131110/onelinebiz-22
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Elixirに慣れている方へ
- 普段、感覚でやっていることをコラム化するのは面倒だけど、気付くこと沢山あります
- 自分が使っているツールの新たなTIPSを見つけたり、自分のスキルの棚卸しをしたり…
- 普段の忙しい仕事では流してしまうことも、コラム化することで落ち着いて見直せます
- Elixirを普及する機会として、コラムは、イベント以上に残るものなので最高です
- 特に、今年はElixir生誕10周年なので、下記のような新たなフィーチャを見る機会
最後に
このコラムを読んで、
「アドベントカレンダーって、思ったよりもハードル低いのかも知れない…」
「入門したばかりの自分でもアドベントカレンダーで他の方の助けになれるんだ…」
「なんかワクワクしてきた」
と思う方が、1人でも増えたら幸いです
p.s.Elixir Advent Calendarにどうぞご参加ください
下記URLから参加可能になっています💁
明日は @RyoWakabayashi さんで「Elixir Livebook で衛星データプラットフォーム Tellus から台風情報を取得して地図にプロットする」です