RPGMakerUniteそろそろいけるだろ
RPGMakerUnite(以降RMU)が発売されてから早1年半、発売当初は重すぎて動かないだの
クラッシュするだの散々な状態だったため放置していた訳ですが
そろそろいけるだろ、と思い最近キャッチアップを始めました。
ついに世界最強の男が来てやりましたよ。
発売当初の地獄の激重動作は解消されて、かなりサクサク動くようにはなってました
ただ、あちこちに表示されてるけど選択できない項目とか、怪しげな挙動などが散見され
まだまだアーリーアクセスなんだろうなって思いました。
メニューのステータス画面をキャラ上半身にすると、戦闘画面もキャラ上半身に
なってしまい、いやそうじゃない、戦闘シーンはフェイスアップで良いと思ったので
これをプラグインで解決してみましょう。
じゃあどうしようかって話ですが
私としては
パッチで良くないですか？
と思いました。
| Addon |
|---|
| Addon_WindowBattleStatusForceFace |
ブランチはこんな感じですよね。
ここで、ITエンジの人はGitとか当たり前なんですが
ツクラーはそうではないんですよ。
とはいえ、これからUnityで開発するんだからGitは必須だろな話です。
ツクラーってのは、絵師、音師、シナリオ師
そしてプログラマーがそれぞれ協力して作品を作り上げる文化があるんです。
今、新天地である荒野を開拓するのは我々プログラマーの役目と言えるでしょう。
しかし、ぶっちゃけ絵師ツクラーがUnityインストールして
RMUを起動するところまで出来る気がしないですが
ここは、公式にRMU導入マニュアルがあるので、こちらにお任せします。
RPGMakerUnite公式WEBマニュアル
Gitとは
で、Gitですが、「Gitとは」はググってもらって
ex)
【初心者向け】Gitとは何なのか。基本用語やその仕組みをまとめています。
オススメはTortoiseGitです。インストールしてください。
Git for Windows と TortoiseGit のインストール【改訂版】
次にRMUプロジェクトをGitコミットしましょう。
プロジェクト全体をコミットしても良いのですが
訳の分からんファイルまでコミットするとキツイので
私はCodebaseとStorageだけコミット対象にしています。
今回はCodebaseだけで良いのでCodebaseフォルダに入って
右クリック ＞ その他のオプションを確認 ＞ Gitここにリポジトリを作成
＞ Bareのチェックをしない ＞ OK
[プロジェクト]/Assets/RPGMaker/に戻って、Codebaseを右クリック
TortoiseGit ＞ コミット->"master"
※参考画像はDLCのファイルになってますが気にしないでください。すべて選択です。
- メッセージに適当なコメント
- チェック：すべて
- コミット押下
パッチ適用
これで準備ができましたので、パッチ適用をやってみましょう。
まず、アドオンの設定をします。
公式アドオン活用
以下の様に配置してください。
[プロジェクト]/Assets/RPGMaker/Codebase/Add-ons/
|
+-- WindowBattleStatusForceFace/
WindowBattleStatusForceFace.cs
WindowBattleStatusForceFace.patch
WindowBattleStatusForceFace.patchをCodebaseにコピーします。
[プロジェクト]/Assets/RPGMaker/Codebase/
|
+-- WindowBattleStatusForceFace.patch
WindowBattleStatusForceFace.patchを右クリックして
その他のオプションを確認 ＞ TortoiseGit ＞ パッチをレビュー/適用
＞ 選択された項目にパッチを適用
これでパッチが適用できました。
メニューステータスは上半身で戦闘シーンはフェイスアップになってますね。
今回はGitを知らない絵師ツクラーさんを想定して説明しましたが
Gitは必須になりますので絶対習得してください。
コミット、マージ、チェックアウトくらいで良いです。
当初は普通にアドオンを作るつもりだったのですが
パッチに至る前のアドオンの絶望はこちら
【RPGツクール】RPGMakerUniteのアドオン(プラグイン)作成入門 中級編
パッチ + アドオンが最適解かもしれないですね。