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MDCAdvent Calendar 2019

Day 6

PowerAppsを初めて触って躓いたこと

Last updated at Posted at 2019-12-05

#はじめに
初めてPowerAppsでサンプルアプリを作った時に、躓いた点についてまとめます。
これからPowerAppsを触る方が同じ箇所で躓かないよう、注意点をまとめていきたいと思います。

#目次

    1. 解決した事
    • 1.1 Excelファイルは共有が必要
    • 1.2 新しいテーブルは所有者が取込む
    • 1.3 テーブルの変更が反映されない
    1. まだ解決していない事
    • 2.1 複数人の同時開発ができない
    • 2.2 一覧表示をスクロールすると白くなる
    1. まとめ

#1. 解決した事

1.1 Excelファイルは共有が必要

Excelをリソースとして使用する場合は、
元のExcelファイルを全ユーザに共有が必要。
共有しないとアプリ利用時にデータを引っ張ってこれないです。
エクセルの共有画面

右上の「共有」ボタンからユーザを共有しましょう。

1.2 新しいテーブルは所有者が取込む

Excelをリソースとして使用していて、
対象のExcelファイルに新しくテーブルを作っても、
自動でPowerAppsには取り込まれません。
oneDrive上のExcelを取りこむのであれば、所有者にお願いしましょう。
所有者が分かる画面
この人。既出だと思いますが簡単に取り込み方を載せておきます。

①データソースからリソース先を選択。今回はoneDrive for Business。
WS000318.PNG
②テーブルを追加したExcelファイルを選択。
WS000319.PNG
③追加したいテーブルを選択。
WS000320.PNG

##1.3 テーブルの変更が反映されない
テーブルのカラムを追加・削除した時に、
なかなかPowerAppsアプリが変更を取り込んでくれず困りました。
とりあえず以下の順序でやっておけば、問題なさそう。

"年齢"カラムを追加しました。PowerAppsに反映していきましょう。
WS000305.PNG

①データ → すべての接続の更新 を選択
WS000306.PNG

②アプリ、挿入 → データソース → 該当テーブルの その他アクション → 最新の情報に更新
WS000308.PNG

③アプリを閉じる 変更途中なら保存もしておきましょう。
WS000310.PNG

④アプリを開き直すと、新しいカラムが認識されてます。
WS000312.PNG

#2. 解決していない事

##2.1 複数人の同時開発ができない
アプリ単位で掴んでしまうので、この画面はAさん、この画面はBさんというように、
同時進行で開発はできない。

再利用可能なコントロールを部品として切り出して作る事は出来るみたいですが。
(参考)コンポーネント
https://docs.microsoft.com/ja-jp/powerapps/maker/canvas-apps/create-component
複数人開発の良い方法あれば教えてください。

##2.2 一覧表示をスクロールすると白くなる
Excelから複数のレコードを引っ張ってきて、一覧にして表示、みたいなことが簡単に出来ます。

ただ、一覧をスクロールした時に、
読み込みが遅くて画面が真っ白になってしまうことがしばしば。
量が多いデータはExcelをリソースにしない方がいいのかな…

#3. まとめ
Excelの共有が必要だったり、Excelの中身をユーザが見れてしまう点を考えると、
CDS(Common Data Service) をリソースに使った方がいいのかも。
ちなみに、画面を見て実際に触りながら開発ができるので、画面設計は楽でした。
実装編は別記事にします。

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