日本語プログラミング言語「なでしこ」のv3ブラウザ版で,音声,静止画,動画を扱うためのプラグイン。ローカルにあるファイルも扱える。ChromeBookでも使える。
そのためには,簡易エディタではなく,下のHTMLテンプレート内に「なでしこ」のプログラムを記述する必要がある。
テンプレ
次のリンクを右クリックして「リンク先を保存」する。
テンプレート内の「プラグインを読み込む」辺りを修正すれば,他のプラグインを利用することももちろん可能。
- HTMLでなでしこを使うためのテンプレ template.html
- plugin_media.js
使い方
###(1)同一フォルダに全てのファイルを入れる。
自分のPC上(WindwosでもChromebookでも同じ)に,プログラムを保存するためのフォルダを作り,その中に,次のファイルを入れておく。
- なでしこのプログラムを実行するためのHTMLファイル(テンプレを修正したもの。ファイル名は適宜修正しておく。)
- 利用したい音声ファイル,画像ファイル,動画ファイル。 ※ファイルサイズが小さい方がスムーズに動作する。
- plugin_media.jsをダウンロードして同じフォルダへ入れておけば,ネットワーク環境が無くても実行可能。
###(2)テンプレHTMLを修正して,自分のプログラムファイルを作る。
- テンプレ内の
<body>
要素の前半で,画面レイアウトをあらかじめhtmlで作っておく。 -
<body>
要素の後半では,なでしこ3のエンジンを読み込む処理と,今回作ったプラグインplugin_media
を読み込む処理がある。 -
//初期設定
にある2行は,必ず実行する。その続きから,なでしこのプログラムを書いていく。
###(3)プログラムを実行したいときは,作成したHTMLファイルをブラウザで開く。
- プログラムに誤りがあると,画面上に何も表示されない(consoleにエラーが出ている)ので,HTML内の「なでしこ」プログラムを見直す。
- よくある間違いとして,「、(読点)」を「,(カンマ)」で入力しているとエラーになる。
###(4)学校の授業などでプログラムを提出するときは
- 上記(1)で作成したフォルダ内のファイルを全て提出する。作成したHTMLファイルだけを提出しても,音や画像等が表示されない。
plugin_mediaを使ったサンプル
参考
- なでしこv3 ユーザープラグイン
- プラグインAPIの仕様