■kintoneの標準機能である、ソートとフィルターの動作
ソートやフィルターは一覧画面の標準機能として使える。
実行すると、一覧画面用にjsファイルを設定している場合は再度、実行される。
■画面遷移せずに、ソートやフィルターを行うには?
標準機能で遷移せずにソートやフィルターを行う方法は標準では見つからなかったため、遷移せずに行いたいなら、JSで独自に実装するか、CybozuのCDNで提供されている「DataTables.js」を使用するのが有効だと思う。
■ソートやフィルターをした時に起きやすい不具合
一番起きやすい不具合は、一覧画面のヘッダー部にボタンなどを設置した時だと思う。
ヘッダーにボタンを設置する時、増殖バグを防ぐために、
if (document.getElementById('ID') !== null) {
return;
}
とすると思う。しかしこれではボタンの増殖は防げるが、以降の処理を実行したい時に対応できなくなってしまう。そこで上記のコードを少し変更する。
if (document.getElementById('id') !== null) {
$('#id).remove();
}
「return」を「$('#id).remove()」に置き換えて、一度、要素を削除し、もう一度同じ要素を追加することで、増殖バグを防ぐことが出来る。そして、以降の処理も実行可能になります。
この記事がお役に立ったら、LGBTを押していただけると次の記事の励みになります。
以上、マイスター・ギルドのフクロウでした。