我々Pythonで書いたプログラミングは「.py」の拡張子でのファイルとなります。このファイルを実行するために、インタプリタが必要となります。Pythonは文法からインタプリタまで全部オープンソースなので、理論上では、技術があれば誰だもインタプリタを作ることができます(難しいはもちろん)。python.orgが公開している「Python」のインストールを前章で紹介したが、これ以外にもPython言語で書かれたプログラムを動かすインタプリタは幾つか存在しています。
CPython
Pythonの公式サイトでダウンロード&インストールしたPython3.xはCpythonといいます。C言語で実装されているため、他実装との比較時に「CPython」と呼ばれます。コマンドプロンプトにpythonで起動されているのはCPythonのインタプリタです。これは一番使われているので、これからの記事はCPythonのベースで進みたいと思います。
PyPy
PyPyはJIT(Just-in-Time)コンパイラにより、高速に動作するためのインタプリタです。CPythonで書かれたプログラミングはPyPyでほとんど実行できますが、違い箇所もあります。同じいププログラムでも二つのインタプリタでやると異なる結果が出る可能性もある。本気にPyPyで実行したいであれば、PyPyとCPythonの違いを勉強したほうが良い。
Jython
JythonはJavaで実装されています。Javaクラスライブラリ(JCL)が利用できる。
IronPython
IronPythonはJythonと同じ、C#で実装されています、マイクロソフトの.NETの基本クラスライブラリ(BCL)が利用できる。
## まとめ
Pythonのインタプリタは沢山あります、この中に一番使われているのはCPythonです。これからの記事はCPython3.x系で実行する前提です。
前章 1-1、Pythonのインストール(Windows編)
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