#はじめに
「ELB+EC2(2台)+RDS(マルチAZ)で耐障害性に優れたシステムを構築してみた!EC2編」の続きになります。前回の記事をご覧になっていない方はぜひそちらもご覧ください!
以下に分けて記事を作成しているので、上から順にご覧ください。
・ ELB+EC2(2台)+RDS(マルチAZ)で耐障害性に優れたシステムを構築してみた!VPC編
・ ELB+EC2(2台)+RDS(マルチAZ)で耐障害性に優れたシステムを構築してみた!EC2編
・ ELB+EC2(2台)+RDS(マルチAZ)で耐障害性に優れたシステムを構築してみた!RDS編
・ ELB+EC2(2台)+RDS(マルチAZ)で耐障害性に優れたシステムを構築してみた!ELB編
・ ELB+EC2(2台)+RDS(マルチAZ)で耐障害性に優れたシステムを構築してみた!マルチAZ編
#前提
・コンソールの最低限の操作ができること
・各サービスについての最低限の知識があること
・VPCが作られていること(前回作成したVPCで構築することを前提に記載しています。)
・EC2インスタンスが作成されていること。
#セキュリティグループの作成
まずはじめに、DB用のセキュリティグループを作成します。
EC2 → セキュリティグループ → セキュリティグループを作成の順にクリックします。
セキュリティグループの設定内容は以下の画像のように設定します。
ここで重要なのが、インバウンドルールです。
タイプを「MYSQL/Aurora」にし、ソースを前回作成したec2-sgにします。
ec2-sgと入力すると候補が表示されるのでそれを選択してください。
それを選択することにより、ec2-sgが割り当てられているEC2インスタンスからのリクエストしか受け付けなくなります。
#サブネットグループの作成
サブネットグループは、RDSインスタンスが配置されうるVPCサブネット群をグループ化したものです。RDS → サブネットグループ → DB サブネットグループを作成の順でクリックします。
・名前
サブネットグループの名前を設定します。今回は「rds-test-subnet」にします。
・説明
そのままですが、サブネットグループの説明を記載します。
・VPC
サブネットグループに使用するサブネットが属しているVPCを選択する必要があるので、前回作成したtest-vpcを選択します。
・アベイラビリティゾーン
サブネットを含むアベイラビリティゾーン(AZ)を選択します。
今回はAZ-aとAZ-cなので、画像の通りに選択します。
・サブネット
サブネットは、プライベートサブネットを2つ選択します。私と同じ通りにサブネット作成していれば10.0.3.0/24と10.0.4.0/24のサブネットを選択すればOKです。
分からない場合は、VPCの設定画面を開いて確認しましょう!
#データベース作成
RDS → データベース → データベースの作成の順にクリックします。
・データベースの作成方法を選択
標準作成でOKです。
・バージョン
バージョンはデフォルトのものを利用します。要件がある方は変更してください。
・テンプレート
今回は、個人的にテストを行うだけなので「無料利用枠」を選択します。
・VPC
前回作成した「test-vpc」を選択します。
・サブネットグループ
自動で先ほど作成したサブネットグループになると思いますが、変更されなかった場合は変更してください。
・パブリックアクセス
外部からRDSに接続する場合はありにする必要がありますが、今回はEC2インスタンスから接続するだけなので、「なし」を選択します。
・VPCセキュリティグループ
先ほど作成したセキュリティグループを選ぶ必要があるので、「既存の選択」を選びます。
・既存のVPCセキュリティグループ
先ほど作成した「db-sg」を選択します。
・アベイラビリティゾーン
今回はAZ-aにプライマリを立てて、AZ-cにスタンバイを立てたいので、「ap-northeast-1a」を選択します。
上記の内容以外は全てデフォルトの設定のままで構いません。作成には結構時間が掛かります。
#さいごに
以上でRDS関連の作業は一旦終了になります。
次にELBの作成を行いますが、ELBも前回作成したVPCの上に構築していきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。