はじめに
「ELB+EC2(2台)+RDS(マルチAZ)で耐障害性に優れたシステムを構築してみた!ELB編」の続きになります。前回の記事をご覧になっていない方はぜひそちらもご覧ください!
以下に分けて記事を作成しているので、上から順にご覧ください。
・ ELB+EC2(2台)+RDS(マルチAZ)で耐障害性に優れたシステムを構築してみた!VPC編
・ ELB+EC2(2台)+RDS(マルチAZ)で耐障害性に優れたシステムを構築してみた!EC2編
・ ELB+EC2(2台)+RDS(マルチAZ)で耐障害性に優れたシステムを構築してみた!RDS編
・ ELB+EC2(2台)+RDS(マルチAZ)で耐障害性に優れたシステムを構築してみた!ELB編
・ ELB+EC2(2台)+RDS(マルチAZ)で耐障害性に優れたシステムを構築してみた!マルチAZ編
前提
・コンソールの最低限の操作ができること
・各サービスについての最低限の知識があること
・VPCが作られていること(前回作成したVPCで構築することを前提に記載しています。)
・EC2インスタンスが作成されていること
・RDS(MySQL)が作成されていること
Multi-AZ配置
RDSをマルチAZ配置にすることにより、複数のAZにデータベースを配置することが可能です。そのような冗長構成を取ることにより、可用性を高めることができます。
前の作業で作成したRDSをマルチAZ配置にしていきます。
RDS → データベース → test-database-1 → 変更の順でクリックします。
可用性と耐久性で、「スタンバイインスタンスを作成する」を選択し続行をクリックします。
変更のスケジューリングを「すぐに適用」に変更してください。(反映されるまでに10分程度かかりました。)
#動作確認
現在はAZ-aで起動しているデータベースを再起動することにより、スタンバイのデータベースがプライマリに昇格することを確認します。
想定される結果としては、リージョンが「ap-northeast-1a」から「ap-northeast-1c」に変わる結果になるはずです。
対象のデータベースを選択後、アクションから再起動を実行します。
**フェイルオーバーで再起動しますか?**にチェックをつけて確認をクリックします。
再起動後にフェイルオーバーがされているので、AZがap-northeast-1cに変わっています。
これで動作確認はOKです。
#さいごに
以上でシステムの構築が完了になります!
記事数が5つになる程長引いてしまい申し訳ございません。
必要のない方はEC2インスタンスやRDSなどのリソースの削除を忘れずに!
最後までご覧いただきありがとうございました。