はじめに
Oracle CloudではCPUの単位としてOCPU(≒物理コア)が割り当てられデフォルトはマルチスレッドとなっています。2月のアップデートでSMT(同時マルチスレッディング)を無効化する機能がオプションで追加されたためこちらをオンにしてシングルスレッドの仮想マシンを作成していきます。
目次
1.作成の実施
まずはOCIにログインし左上のメニューバーより[コンピュート]→[インスタンス]をクリックします。
イメージとシェイプの項目に移動し[Change Shape]をクリックします。
出てきたメニュー右下の[Show advanced OCPU settings]をクリックします。
[Enable simultanneous multithreading(SMT)]のチェックを外し[シェイプの選択]をクリックします。
2.参考ドキュメント
仮想マシンにログイン後のシングルスレッドの確認コマンドや手順についてはこちら
同時マルチスレッドの無効化
ベアメタルインタンスの場合、同時マルチスレッドの無効化、コアの無効化、NUMA設定の最適化などはこちらよりご確認ください。
ベア・メタル・インスタンスのBIOS設定