目次
Homebrewをインストール
Homebrewでzshをインストール
viエディタを見やすく
プロンプトの表記を見やすく
lsの結果を色分け
ターミナルのデザイン変更
ターミナルのフォントを変更
sudoでgemをインストール
gemでjekyllをインストール
Macを新調したり初期化したときのターミナルの初期設定をまとめておきます。コマンドのインストール、ターミナルのデザイン設定、シェルの設定など。ここではシェルをzshに切り替え、保管機能を追加し、見やすいデザインにするところまでの手順を列挙する。なぜzshを使うかという理由は下の記事を参照。一言で言えば、コマンド入力を補完してくれるから無数にコマンドオプションを覚えなくて済むから。
参考文献
とりあえずZshを使えば良いんだろう?
viエディタを見やすくする
とりあえず最初にやっておくことは、これから色々な設定ファイルを書いていくためにviエディタにお好みの設定をしておく。
$ vi ~/.vimrc
set number " 行番号を表示
syntax on " テキストに色をつける
プロンプトの表記と色を変える
続いてプロンプトの表記を変える。下の指定だと、前の行から改行した後、現在のカレントディレクトリまでのパスの後に$がつくプロンプトを表示するようになる。指定方法はいろいろあるので参考文献のリンク先を参照。
$ vi ~/.zshrc
PROMPT='
%m $ '
色を変えるなら$F{色指定}プロンプト表記%f
と記述する。色指定のコードは定められているので参考文献のリンク先を参照。
PROMPT='
%m $ '
ターミナルのテキストに色をつける
alias ls='ls -FG'
また、もっと細かく設定したいならこっち。
シェルを新たにインストールする場合
参考文献
【Mac】ログインシェルの変更方法について (chsh, chpass)
Macでログインシェルを確認/変更するいくつかの方法
zsh入れてみた
現在のシェルを確認
まずは現在のシェルが何か確認する。シェル設定情報が格納されている変数$SHELL
の内容を呼び出してみる。初期状態ではbash
となっている。
$ echo $SHELL
> /bin/bash
使いたいシェルのインストールの前に、 まず/etc/shells
ファイルの内容を確認すると、デフォルトでは以下の通り。
$ cat /etc/shells
# List of acceptable shells for chpass(1).
# Ftpd will not allow users to connect who are not using
# one of these shells.
/bin/bash
/bin/csh
/bin/ksh
/bin/sh
/bin/tcsh
/bin/zsh # この行、初期状態からあったのか確認し忘れた。homebrewでインストールしたのか?
Homebrewをインストール
zsh
をhomebrew
でインストールする。しかし、そのためには先にhomebrew
コマンドの方をインストールしておかなくてはならない。まずはApp StoreでXcodeをダウンロードしてくる。homebrew
はMac用のパッケージマネージャーなのでXcodeの機能が必要。Xcodeがインストールできたら、次のコマンドでコマンドライン・デベロッパ・ツールをインストールする。
$ xcode-select --install
そして公式サイトのhomebrewインストールのコマンドをコピペする。このコマンドは公式サイトの最新情報に従うべし。
/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
インストールできたかを確認してみる。
$ brew doctor
> Your system is ready to brew.
Homebrewでzshをインストール
zsh-completions
というのは強化プラグイン的なものらしい。詳細はbrewのzsh-completionsを使ってzshの補完を強化するが参考になります。
例えばhomebrew
などで新たにシェルをインストールする場合は/etc/shells
のファイルにシェルまでのパスを追記しておく。今回使いたいシェルはzsh
なのでhomebrewでインストールした場所までのパスを追記する。
$ brew install zsh
$ brew install zsh-completions
$ chsh -s /bin/zsh
ターミナルのデザイン
ターミナル/環境設定/プロファイル
に移動してテーマをインポートしてIcebarg
を洗濯する。手順は参考文献のリンク先参照。
フォントを変える
$ brew tap sanemat/font
$ brew install ricty
> To install Ricty:
$ cp -f /usr/local/opt/ricty/share/fonts/Ricty*.ttf ~/Library/Fonts/
$ fc-cache -vf
$ cp -f /usr/local/opt/ricty/share/fonts/Ricty*.ttf ~/Library/Fonts/
$ fc-cache -vf
あとはターミナルの環境設定でフォントを変更するだけ。